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金持ちは携帯電話で「つぶやき」もゲームもしないことが判明


お金が集まってくる人はきっとばりばりソーシャルネットワークを使いこなしてかっこよくライフハックをやっているに違いない……というのが最近よく語られるイメージなのですが、実際のところはそうでもなかったことが判明しました。


これはアメリカのラグジュアリー・インスティテュート(訳注:贅沢研究所……??)が、年収15万ドル(約1240万円)以上の人を対象に行った調査の結果。

スマートフォンの使用率は平均より若干高いにも関わらず、ゲームなどのエンタメ系アプリやソーシャル系アプリの使用率は平均よりもぐっと低いことが分かりました。

またそもそも富裕層はアプリを使わず、8割の人が有料アプリを買った経験があるものの、ダウンロード数は一般の半分に留まったそうです。

対象者の平均年齢が52歳とやや高齢なことは大いに考慮すべきと思いますが、アメリカの大手リサーチ企業、ニールセンの「スマートフォンの主な使い道はソーシャルネットワークとゲーム」という調査結果と比べると対照的なのが面白いところです。

使用している端末も差が出ました。富裕層の45%がiPhoneユーザー、35%がAndroid携帯、残りがブラックベリーであるのに対し、平均では46%がAndroid、30%がiPhone、残りがブラックベリーと、iPhone・Androidが逆転しました。

ニールセンのジョナサン・カーソンによる「Googleは複数の製造業者をパートナーにすることによってデバイスの選択肢を増やし、ローエンドのユーザーにも買いやすくしている」という指摘が、こうした結果につながっているようです。

「年を取り、家族が増え、両親を介護し、資産が多くなるとゲームやチャットよりもやらなければならないことが増えるのです」とラグジュアリー・インスティテュートのCEO、ミルトン・ペドラザはコメントしています。

携帯電話は「1億人から1円ずつ集めれば1億円だよね~」という妄想を具現化することに成功したデバイス。通信会社にとってはカネのなる木ですが、私たちユーザーがカネを稼ぐにはちょっと使い方を考えなければいけないようですね。

ソース:Wealthy smartphone users less likely to play games, tweet | Reuters

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