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最新版Ubuntu「11.10 Oneiric Ocelot」をブラウザで体験できるサイト「Ubuntu online tour」


オープンソースで開発が続けられるLinuxの中でも、個人用向けに使いやすいといわれる「Ubuntu」。毎年4月と10月にアップデートされますが、2011年10月13日にリリースされた最新バージョンの「11.10 Oneiric Ocelot」をブラウザ上で体験できるサイト「Ubuntu online tour」が公開されていました。


以下のサイトにアクセスすると、ブラウザのウィンドウの中にUbuntuのインターフェイスが現れます。Chromeなど動作の速いブラウザでアクセスしたほうがいいかも。
Ubuntu online tour

Linuxはコアとなる部分に、様々なソフトウェアを組み込んで再配布することができます。こうした固まりを「ディストリビューション」と呼び様々な用途に向けたものが存在します。Ubuntuはそれらの中でも個人が家で使うのに適していると言われているもの。動作がWindowsやMacなどの重量級OSよりも軽いため、一時期安価なネットブックや古いノートPCに入れて楽しむのが流行しました。

標準のブラウザはFirefox。

メールクライアントはMozilla Thunderbird

フォルダはこんな感じで見ることができます。Videoディレクトリを見ているところです。Windows7と使い勝手がかなり似ているかも。

動画ファイルをダブルクリックすると再生可能。細かいところも再現されています。

画像ビューア。

オフイススイートはLibreOffice(リブレオフィス)を採用しています。こちらはLibreOffice Writer(ワープロソフト)

LibreOffice Impress(プレゼンテーションソフト)

LibreOffice Calc(表計算ソフト)

画面左側のドックの一番上にあるアイコンはファイルやアプリケーションを検索出来るダッシュボード「Dash」。

ちなみに「f」と検索するとFirefoxなどが表示されます。プルダウン式のスタートメニューはだんだん廃れていくのでしょうね。

動画での説明はこちらから。

What makes Ubuntu 11.10 so great? – YouTube

●Ubuntu 11.10 Oneiric Ocelotの新機能

・Alt+Tab で起動する新しいスイッチャー。
・「Places」は「Lens(Lenses)」に名前が変更され、複数のソースから表示するアイテムをフィルターしながら表示できるようになりました。フィルターを構成する条件としては、レーティングやレンジ、カテゴリーなどを用いることができます。
・中国語・日本語・韓国語を含む、特殊な表示が必要な言語を完全にサポート
・新デザインのUbuntuソフトウェアセンター5.0
・ソフトウェアセンターにOneConf機能が組み込まれたことで、複数のコンピューター間でインストール済であるソフトウェアを揃えておくことができる。
・GNOME2.32からGNOME 3.2へのメジャーアップデート
・Linux kernel 2系からLinux kernel 3系へのメジャーアップデート

その他の詳細リリースノートはこちらを参照しください。
OneiricOcelot/ReleaseNotes/ja – Ubuntu Wiki

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