大通りの交差点に500リットルの塗料をぶちまけたパフォーマンス・アート「PAINTING REALITY」
キャンパスに絵の具を自由に塗り広げるだけでも楽しいものですが、これを大通りの交差点でやるとさらに楽しさが倍増します。車のタイヤで大量の絵の具が塗り広げられていく様子がなんとも自由で美しいパフォーマンスアートです。
自転車に乗った謎の集団が、いきなり塗料をどぼん。
交差点を通る車や自転車によって塗り広げられていきます。
PAINTING REALITY – the official - – YouTube
使用された塗料は水性で、環境に負荷を与えない特殊なものが使用されています。
実行したのはチェスとボクシングの勝負を交互に行ない、知力と体力の限界に挑戦する「チェス・ボクシング」を考案したオランダのパフォーマンス・アーティスト、イップ・ルービング。自由奔放な作品が多く、2000年には渋谷のハチ公前交差点をバリケードテープで封鎖する「ジョーカー・パフォーマンス」を行ない罰金を科されています。
The Joker Performances – Tokyo – YouTube
当時の報道はこちら。
路上パフォーマンスでオランダ人逮捕
ハチ公前交差点騒然、「次はメキシコでやる」東京・渋谷のJR渋谷駅ハチ公前交差点で路上パフォーマンスを行い交通を妨げたとして、警視庁交通捜査課と渋谷署は14日、道路交通法違反(道路不正使用)の疑いで、自称アーティストのオンダ人、イップ・ルービング容疑者(25)を逮捕した。
調べによると、同容疑者は今月11日午後9時10分ごろから約3分間、渋谷署の許可を得ずに、同交差点内にビニールテープを張り巡らし、笛を吹いて旗を振るなどのパフォーマンスを行い、交通に著しい影響を及ぼした疑い。周囲には約5000人が集まり、騒然となった。
同署は入管難民法違反(旅券不携帯)の現行犯で同容疑者を逮捕したが、その日のうちに旅券を確認したため釈放していた。同容疑者はドイツのベルリンでも同様のパフォーマンスで警察に注意されており、「次はメキシコでやる」と話しているという。
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