2011年7月9日に誕生した最新の国家「南スーダン共和国」を祝う人々
2011年7月9日にアフリカ・スーダン共和国から分離独立して誕生した新国家「南スーダン共和国」。アフリカ大陸54番目の国家、そして、2011年7月13日に国際連合への加盟が承認された193番目の加盟国となっています。その新国家スーダン共和国の独立を祝っている人々のたくさん写真です。
1821年にスダーンの北部をエジプト、1877年に南部をイギリスが占領しており、その後エジプトとイギリスによる共同統治を経て、北部と南部が統合され1956年にスーダン共和国として独立。しかし、北部に集中した南北の政治・経済格差、北部はイスラム教徒、南部はキリスト教徒が多く宗教の違い、そして、南部に油田が発見され、南北の対立が激化し内戦状態となり、住民投票によって独立した歴史があります。
頭全体が国旗の青年
国旗を振る人々
カウボーイハットがトレードマークの初代南スーダン共和国大統領サルバ・キール・マヤルディ(Salva Kiir Mayardit)
軍人さんたちも祝福しています
「南スーダンの父」と呼ばれるジョン・ガラン氏の銅像。反政府武装組織のスーダン人民解放軍を結成し、ヘリコプター墜落事後による死去まで議長と最高司令官を兼務した人です。
十字架を掲げています
独立仕様の楽器
すばらしい笑顔の女性たち
「WELCOME TO SOUTH SUDAN」と書かれたレッドカーペット
新国家の国旗のデザインをあしらったネクタイ
新首都・ジュバ郊外に集まる群衆
涙を流す人も
南スーダン共和国の新紙幣はこんな感じのようです
フォーマルな服装の人々
わずかにジャンプ
大きくジャンプ
バースデーケーキ
絶叫している男性
「アフリカで最も若い国へようこそ」
独特な雰囲気の集会
夜中も盛り上がっています
南スーダン共和国の首都・ジュバの位置はここ。南スーダン共和国は、北:スーダン、南:ケニア・ウガンダ・コンゴ民主共和国、西:中央アフリカの5カ国と国境を接しています。
大きな地図で見る
アルジャジーラが報じた、独立時の映像はこちらから。
South Sudan becomes world’s newest nation – YouTube
ソース:South Sudan Celebrates Its Independence Day: Pics, Videos, Links, News
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