19世紀中頃、番人や看守によって使われていた「巨大な鍵型ピストル」
以前斧とライフルを組み合わせた昔の騎兵用武器をご紹介しましたが、今度は19世紀中頃に番人や看守のために作られた巨大な鍵とピストルを組み合わせた武器の画像です。
19世紀中頃~末にイギリスで作られたと言われる鍵型ピストル。鍵の形は偽装や飾りではなく、実際に鍵として使われていたものだそうです。
銃身はネジコミ式で45口径。雷管を叩いて発火させる単発のパーカッション式です。倉庫の番人に使われていたようです。
英語で「棍棒を持った人」という意味の「claviger」は「鍵を持った人」という意味もあり、昔の看守は棍棒の代わりとなるような巨大なカギを持ち歩いていました。こうしたカギ型のピストルも同じように使われていたといわれています。
その他にも色々なものが牢獄の看守や番人ために作られていたようです。
大きいと紛失しにくくていいのかもしれませんが、いざドアを開けて飛び込むというとき鍵穴からうまく抜くことができるのかな……とちょっと心配です。
ソース:0-key-htm
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