他人からの「注文メール」を受けて万引きを繰り返していた男が逮捕
ネット上では、うっかり余計な書き込みをしてしまって大変な騒ぎになることがよくあります。ネットを使うのはとても簡単なので、思わずぽろっと本音が出てしまうからなのでしょうが、おそらくこの事件も始まりはそんな感じだったのでしょう。気軽にメールで万引き依頼を受け付けていた男がとうとう逮捕されてしまいました。
逮捕されたのはアメリカ・ケンタッキー州にすむ36歳の男性。量販店で靴をズボンの前に隠したまま代金を支払わずに店を出た後、近くの衣料品店でさらに99ドル95セント（約8200円）相当の服も盗んだところを警察官に逮捕されました。
警察が彼の携帯電話を調べたところ、中には「驚くべき量」メールが。なんと彼は「注文」をメールで受け付けて、その度に万引きを行なっていたことが分かったのです。量販店の警備員が監視カメラの映像を確認したところ、約1ヶ月の間に539ドル89セント（約4万4千円）もの靴を盗んでいたことが発覚しました。
もちろん男は窃盗の罪で有罪となった上、ショッピングセンターからは「近づいたらもう一回警察に送る」とダメ押しされたそうです。
日本でも新刊の本を万引きし、古書店に持ち込んで換金する人が時々逮捕されていますが、まさかそれを他人から注文を受けて行なうとは……ネット時代で何もかもが手軽だからといって、頼む方も実行する方もどうかしてますね。
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