世界のびっくりニュース

映画「ゴーストバスターズ」に登場した消防署、また予算不足で閉鎖の見込み


映画「ゴーストバスターズ」劇中では、予算カットによって大学の研究室を追われたゴーストバスターズの面々が払い下げの消防署を買い取って基地にしたわけですが、映画の舞台となったこの消防署が再び予算不足で閉鎖する危機に直面しています。


ニューヨークのブルームバーク市長は市の予算をカットする様々な施策を打ち出しており、今回の閉鎖はこれに基づくもの。計画では20の消防署を閉鎖し、人員を削減すると言うことですが、2001年の9.11テロのような事件が再び発生した場合、市民の安全を守れるのかと心配する声があがっています。

ストリートビューで見るゴーストバスターズ基地。現役で使用されている消防団の倉庫・基地でもあります。

View Larger Map

マニアの中にはゴーストバスターズに登場する「エクトモービル」をDIYし、勝手に「出動シーン」を撮影してしまう人も。セットは本物なだけにリアルな出来です。
Who You Gonna Call? Superfan Creates Replica Ghostbusters Car – YouTube

こちらはイタズラ集団Improv Everywhereが、こちらも映画の舞台となったニューヨーク市立図書館でゴーストバスターズごっこをするところ。老若男女みんなにウケる作品だからこそできるイタズラです。2011年5月には続編の「3」も撮影開始されるという話もあり、観光名所として取り壊さずに残しておいて欲しいものです。
YouTube – Who You Gonna Call?

先日も映画「ホームアローン」の舞台となった家が240万ドル(約2億円)で売りに出されました
YouTube – Go Inside the Home Alone Home – Listed by Coldwell Banker

歴史的には特に価値がないこうした建物でも、アメリカでは「映画」という数少ない文化に関する遺産となるわけで、結構話題性のあるニュースとなるのが面白いですね。デトロイトの「ロボコップ銅像運動」ではないですが、映画ファンの手で残せるようになればいいと思いました。

ソース:Mayor Bloomberg and city releases list of 20 firehouses proposed for closing – NYPOST.com

関連記事

「デトロイトにロボコップの銅像を!」運動に約480万円の募金集まる - DNA

フロリダにある「ハリー・ポッター」のテーマパーク「The Wizarding World of Harry Potter」がすごい - DNA

映画のワンシーンのように雰囲気のある、ニューヨークの街角の売店の画像いろいろ - DNA

廃墟となって静かに時を刻むニューヨークの古い劇場「キングス・シアター」 - DNA

伝統のオーケストラ、ニューヨーク・フィルがデジタルアーカイブを公開 - DNA

ニューヨーク市民が日々刻々何にムカついているかのインフォグラフィクス - DNA

ロシア・キエフの「戦車の墓場」に積み上げられた冷戦時代の亡霊達 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧