Facebookのデータ10000件から明らかになった「恋人達の別れの季節」5つ
味気ない数字を図やグラフに落とし込むことで隠れたパターンを明らかにし、より深い理解を得られるのがデータの視覚化の醍醐味ですが、最近話題となっているSNS「Facebook」のデータを解析した結果「恋人達が別れるのはいつなのか」が明らかになりました。経験的に分かっていることもあれば、かなり意外な事実もあり、なかなか興味深い結論となっています。
Facebookには「~と恋人になった」「~と結婚した」など他のユーザーとの関係を表示する機能があるのですが、これを利用して10000件の「break up」「broken up」(別れた)というステータスを抽出した結果、別れやすい季節として以下の5つが挙げられました。
春休み
3月半ばにピークを迎えます。春は出会いと別れの季節、ということでしょうか。
月曜日
くっきりとしたパターンが現れたのが月曜日。自殺者も月曜日が多いと言います。精神的にあまりよくない日なのかもしれません。
夏休み前半
夏は出会いの季節と言いながら、前半は別れるカップルが多い模様。みんな後半に賭けるのか。
冬休みの2週間前
さっぱりとしたクリスマスを迎えるための下準備といったところ。クリスマスの出会いに備えてと言う側面もあると思います。
エイプリルフール
機械的にデータを抽出しているが故にジョークで「別れた」としたのを拾ってしまったのでしょうか。それともイタズラが過ぎて別れることになった人が続出したのでしょうか……。
作者自身のTED講演のムービーはこちら。6:18ごろからこの図の紹介が始まります。
The beauty of data visualization | David McCandless – YouTube
個人的にはクリスマスの勝敗は2週間前までに決まっているという事実が気になるところです。
ソース:Peak Break-Up Times On Facebook
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