「ハロウィン」の季節到来、ハロウィンにまつわるトリビア色々
10月31日の夜に仮装をして、「Trick or Treat!(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)」と言って回る「ハロウィン」は、クリスマスほどではないものの日本人にもなじみのある習慣になってきました。まだあまり知られていないその風習のトリビアを色々と集めてみました。
■ハロウィンにはたくさんの別名がある。
「諸聖人の日」「サウィン」「死者の日」など様々な呼び方があります。
■Halloweenの正しいスペルは「Hallowe’en」
「All-Hallows-Even(諸聖人の日)」が短くなった形なのだそうです。
■ハロウィンは2000年以上も前から祝われている
古代ケルトのドルイド信仰など、キリスト教が普及する前から様々な民間信仰の中で祝われてきました。
■ハロウィンの仮装の由来
古代ケルトでは、10月31日は死者が帰ってくる日とされていました。そのためマスクをして死者が生者を見分けられないようにしていたのですが、これが仮装の由来だと言われています。
また、1800年代のアメリカでは収穫の時期には仮装をしてお菓子を食べ、いたずらをして遊ぶという風習があったそうです。
子供達がお菓子をもらいに、家々を訪ねて歩くようになったのは1930年代に入ってから。それまでは大人のイベントだったようです。
■1964年、ヒ素入りチョコレート事件
ニューヨークのヘレン・ファイルという女性が、ヒ素入りチョコレートを十代の子供達に配ったことで逮捕されるという事件がありました。
■「アップル・ボビング」の由来
水を張ったタライに浮かせたリンゴを口だけで取る遊び「アップル・ボビング」は、もともとはローマ神話の果樹をつかさどる女神、パモナを祝うお祭りでした。ちなみに最初にリンゴをとることに成功した人が、一番最初に結婚するというような言い伝えもあるようです。
■ジャック・オー・ランタンについて
かぼちゃをくりぬき明かりをともすハロウィンの名物、ジャック・オー・ランタンですが、天国にも地獄にも行けない死者の魂を模したものという説や、邪悪な霊を追い払うためのものという説など、起源には諸説あるようです。
ちなみにアメリカでは、生産されるカボチャの99%がこのジャック・オー・ランタンのために使われるそうです。確かにあまりカボチャ料理というのは見かけないかも……。
■黒猫の迷信
「目の前を黒猫が横切ると不吉なしるしである」というのは、ヨーロッパでは黒猫が魔女の遣いと信じられていたためにできた迷信です。
ちなみにイギリスでは反対に白猫が悪運を連れてくると信じられているようです。
■オレンジと黒のカラーリング
アメリカでは10月になると町中がオレンジと黒でデコレーションされます。このオレンジは秋の収穫を表し、黒は闇を表します。
■幸せのクモ
もしハロウィンの日にクモを見かけたら、それはアナタの愛する人の魂があなたを見守っているサインなのだとか。
■ハロウィンと経済
アメリカでは、ハロウィンのシーズンはクリスマスに次いで物がよく売れる季節でもあります。また、新年・スーパーボウルの日に次いで3番目に多くパーティが行われる日です。まさにお祭り。
86%のアメリカ人が、クリスマスだけでなくハロウィンのために家をデコレーションする。
子ども達に配るためのお菓子が毎年20億ドル(約1620億円)。
仮装のためのコスチュームには、なんと毎年60億ドル(約4900億円)が費やされます。
元のイラストはこちらから。
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