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ディープラーニングで通常スピードの動画をスーパースローモーション化する技術をNVIDIAが開発


通常、1秒あたり30~60コマ程度で撮影される動画をゆっくり再生しても得られるのはカクカクとした動きの動画。滑らかな映像を得るには100コマ、200コマと増やして撮影する必要があるのですが、NVIDIAが開発した技術を使えばコマとコマの間を勝手に描いてスローにしてくれます。

NVIDIAは約1万1千本のスローモーション動画(240fps)を用いて独自開発のシステムを教育、コマとコマの間を描写してスローモーション化することに成功しました。通常のカメラで撮影した動画をなんでも滑らかなスローにすることが可能です。

科学実験の観察など厳密さが求められる分野では厳しそうですが、後からスロー化が可能なこと、そして通常のハイスピードカメラでは光量不足になるような場面でもスローな動画が得られるというのは面白い技術です。比較動画はこちらから。
Research at NVIDIA: Transforming Standard Video Into Slow Motion with AI – YouTube

アルゴリズムによる補完はなかなかおもしろい分野。こちらは名画のフレームの外側を勝手に補完してくれるアルゴリズムですが、それらしい感じに驚きます。
世界の名画の外側をアルゴリズムによって予測し拡大した絵画「EXTRAPOLATED ART」 – DNA

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