科学と技術

100年以上前のドイツで製作されたバイオリン3丁とピアノを自動演奏するマシン「Hupfeld Phonoliszt-Violina」


家にいながらオーケストラの生演奏を再現出来てしまう凄いマシンがこの100年以上前のドイツで製作された「Hupfeld Phonoliszt-Violina(フープフェルト・フォノリスト・ヴィオリーナ)」。機械仕掛けで3丁のバイオリンとピアノを同時に演奏するという機能面だけではなくビジュアル面も非常に素敵なマシンです。

「Hupfeld Phonoliszt-Violina(フープフェルト・フォノリスト・ヴィオリーナ)」は、約100年程昔にドイツのLudwig Hupfeld AG(ルードヴィッヒ・フープフェルト社)が製造していた3丁のバイオリンとピアノをプログラムに沿って自動演奏する事が出来るマシン。

3丁のバイオリンをどのように演奏しているのかというと、1本の弦のみが有効化された各バイオリンを垂直に設置し、回転する円形状の弓にバイオリン本体を押し当てる仕組み。そして「パンチカード」に記録された情報を読み取ってピアノと共に演奏します。

1. 全体はこんな感じ。ピアノの上にパンチカード、さらにその上にバイオリンが設置された縦長のマシンです。

2. 3丁のバイオリンは上下逆さまに設置します

3. 演奏する曲の情報が記録されている穴の空いた厚紙「パンチカード」

マシンの内部はこんな感じ。意外とスッキリとしています。

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動画はこちらから。3本とも違った曲を演奏しています。
Hupfeld Phonoliszt-Violina – YouTube

Hupfeld Phonoliszt-Violina 2 – YouTube

Hupfeld Phonoliszt-Violina 3 – YouTube

この映像で実際に演奏しているマシンは、オランダの Fred Bernouw 氏がレストアしたものです。

またこちらのマシンは200年以上前にスイスの時計職人が製作した文章を書く人造人間(オートマタ)「The Writer」。複雑で精巧なアンティークな機械は不思議な魅力がありますね。
240年前にスイスの時計職人が作った文章を書く人造人間(オートマタ)「The Writer」

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