英語圏の人にとって最も難しい言語は? 難易度別にまとめた「What Are The Hardest Languages To Learn?」
母国語以外の言語を一から学ぶというのは非常に難しいもの、特に全くかけ離れている言語の場合は困難を極めます。最も世界中で普及している英語を母国語とする人々にとって、比較的簡単に習得できる言語から非常に難しい言語までがまとめたものがこちら。ヨーロッパ以外の言語、特に東アジアの言語の習得は相当な苦労を覚悟しないといけないようです。
このインフォグラフィック「How Are The Hardest languages To Learn?」は、オンライン言語学習サイト「voxy」がまとたもの。イギリスに近いヨーロッパ、ちょっと離れたヨーロッパや西アジア、ほぼ真逆に位置する東アジアと離れて行くほど習得が難しるなる傾向があります。
What Are The Hardest Languages To Learn? [INFOGRAPHIC] – Voxy Blog
1. 簡単レベル
英語に近いイージーレベルの言語。習得に必要な期間の目安は、23〜24週間(授業時間:575〜600)とのこと。
スペイン語、ポルトガル語、フランス語、イタリア語、ルーマニア語、ドイツ語、スウェーデン語、ノルウェー語。
2. 普通レベル
英語とは大きくかけ離れている言語。習得に必要な期間の目安は、イージーレベルの約2倍となる44週間(授業時間:1110)。ちなみに1年は約52週間です。
ヒンディー語(インド)、ロシア語、ベトナム語、トルコ語、ポーランド語、タイ語、セルビア語、ギリシャ語、ヘブライ語、フィンランド語。
3. 難しいレベル
母国語が英語の人にとっては辛い言語。習得に必要な期間の目安は、1.69年または88週間(授業時間:2200)。普通レベルの更に倍の時間が必要なようです。
アラビア語、日本語、中国語、韓国(朝鮮)語。
ちなみに日本語を習得するのが難しい理由は「ひらがら、カタカナ、漢字の3種類の文字体系が存在し、漢字に至っては数千以上の文字を記憶しなければならない」ためとのこと。
海外の人から日本語についての疑問に「日本語っていくつの文字を使っているの?」や「日本語を読む方向は上→下、右→左、左→右とどの方向からも読めるらしいけど、どうやって区別しているの?」など何と答えて良いのか困ってしまうことがありますが、確かに日本語は難しいというだけではなく不思議にも思えるかも知れませんね。
ちなみ、1000人の言語学者によると関西弁の「なあ」は世界で3番目に翻訳が難しい言葉のようです。確かにこれは難しいですね。
「世界で3番目に翻訳が難しいのは関西弁の『なあ』」1000人の言語学者へのアンケートで判明
ソース:What Are The Hardest Languages To Learn? [INFOGRAPHIC] – Voxy Blog
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