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アメリカでは「ネットスラング」がどんどん「手話」化されている


昔はちょっとタブーでしたが、最近は会話の中に「ネットスラング」を混ぜてくる人もちらほら見かけます。特に新しいものがたくさん生まれているアメリカでは、手話でも同じような雰囲気で意思の疎通ができるよう、アメリカ手話(ASL)の話者が活発に「翻訳」活動を行っているようです。

「手話」には世界共通のものがなく、国ごとに違ったものが使われています。このため手話ごとの話者はそれほど多くなく、新しい手話を作り出す時も主だった手話スクールや講師どうしが連絡をとりあい決めていくとのこと。

例えばこちらは「Photobomb(誰かが写真をとっている背景にオモシロく写り込む行為)」ですが、これを決める際はうつりこんでいるのがモノなのかヒトなのか、偶然なのか故意なのかで意味が変わってくるということで、決めるのが難しかったそうです。
ASL Photobomb

他にも男女で手話の位置が高かったり低かったりと差があるので、汎用的に使えるものを決めるのは結構大変なプロセスがあるようです。また「自分が一度も使ったことがないスラング」の訳を決めることも多いそうなので、調査も大変だとか。そうした努力でコミュニケーションが守られているのには、敬意を表せざるを得ません。

以下が最近定められたネット用語・スラングの手話となります。

スマートフォンからのメッセージに用いられる「絵文字」
ASL Emoji

カメラで自分を写す「自分撮り」
ASL Selfie

唇を突き出して写真にうつる「アヒル口」
ASL Duckface

スマートフォンの画面表示をそのまま保存する「スクリーンキャプチャ」。「Screengrab」とも。
ASL Screengrab

「Shake My Head」を略して「SMH」。頭を振ってしまう様子から怒り・否定・イライラしていることを表す。
ASL Shaking My Head (SMH)

食べた後すぐ眠くなってしまう「食物性昏睡」
ASL Food Coma

床に食べ物を落としても5秒以内なら拾って食べていい「5秒ルール」の手話。結構使う語なのでしょうか……
ASL Five Second Rule

「Onesie」は部屋着につかうゆったりとしたワンピースのこと。
ASL Onesie

ソース:Internet slang meets American Sign Language — Hopes&Fears — flow "Internet"

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