科学と技術

F1レースで「車の後ろから火花を出すデバイス」が義務化されるかも


速さと安全のためにあらゆるものを犠牲にするところにレーシングカーの魅力はあるわけですが、最近のF1は若干おとなしい方にレギュレーションが変更されたせいかいまひとつ迫力がありません。そこで失われたダイナミクスを復活させるために「車の後ろから火花を飛ばすデバイス」の装着を義務付けるという話が進んでいるようです。


今年2014年は特にエンジンに関して大きなレギュレーション変更が行われファンの間からは「迫力が減った」という声が聞かれていました。それに答えたのか今年はじめから迫力を増すための様々なアイディアが検討されていました。

フェラーリとメルセデスが中心となって取り組んでいるのは、車体後部下面にチタン製の「ソリ」を追加し、地面とぶつかりやすくして火花を散らすというもの。昔のF1ではアフターファイアなど色々な理由で火を吐いていましたが、これを再現しようということです。

先日のオーストリアGP予選でもテストが行われ、FIAが裁可すれば全車両に装着が義務付けられるということです。

先日紹介したロックコンサートで使われる「マーシャルアンプのハリボテ」ではありませんが、こういう雰囲気を大事にしようという努力はステキです。

ソース:F1 – F1: “Sparks test” set for Austria practice

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