アートとデザイン

さらば銀塩時代、次々と閉鎖されるフィルム製造工場を追いかけたドキュメンタリー写真集


それまでに必要だったフィルムや現像工程をすべてすっ飛ばして写真を撮れるようにしてしまったデジタルカメラ。この登場により、写真フィルム作っていた企業は軒並み倒産したり新規事業に乗り換えています。おそらく100年に1度クラスの大規模なパラダイムシフトを、哀愁漂うイメージでおさめたのがこちらの写真集です。


コダック・ニューヨーク工場閉鎖の日に集まった報道陣。ほぼ全員の機材がデジタルというのが皮肉です。

フランスはシャロン・スュル・ソーヌにあったコダックの工場。2007年に爆破に失敗してそのままに。ちなみに敷地はAmazonの物流拠点として買収されました。

インスタント現像ができたポラロイド社のアメリカ社屋も今は昔。

こういう機械もいまではデジカメが中に入っています。

コダック・カナダの薬品調合室。フィルムに像を浮かび上がらせるのに薬品が必要な時代があったのです。

同じくコダック・カナダの「暗室」。薬品が感光しないようにする真っ暗な部屋も、もうそろそろお役ごめんです。

最後の出勤日を終え、工場を去る労働者たち。

デジタル時代は銀塩フィルムを終わらせただけでなく、カメラマンの爆発的な増加をも招きました。フィルムの次はこうした「写真館」も危ないのかもしれませn。

撮影はカナダ・トロント在住のRobert Burley。郊外から都市への移り変わりや建築の写真を得意としているそうです。

ソース:Robert Burley: Photographer charts the slow death of camera film businesses | Mail Online

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