アートとデザイン

古今東西の文豪たちが語る「書くこと」についての30の名言


ただ書くことは簡単でも、書き続けることにはありとあらゆる困難がつきまといます。数々の傑作を生み出してきた文豪は、いったいどのように考えて書き続けてきたのでしょうか。古今東西の文豪たちが語った「書くこと」についての至言を30個集めました。

アーネスト・ヘミングウェイ

「書くということに特別なことは何もない。ただタイプライターの前に座って血を流すだけだ」

インタビュアー:推敲はどれくらいやりますか?
ヘミングウェイ:その時々です。「武器よさらば」のエンディングは満足するまで39回書き直しました。
イ:何か技術的な問題ですか?なぜそんなに苦労したのですか?
ヘミングウェイ:言葉を正しく修正したためです。

エルモア・レナード

「文学っぽいな、と思ったら書き直すことです」

「読者が読み飛ばすだろうところは書かないようにしている」

アントン・チェーホフ

「『月が輝いている』、なんて言わないで欲しい。ガラスの破片にきらめく光を見せて欲しいのだ」

トニ・モリスン

「自分ではない何かを想像すること、謎を平易にし、平易なものを謎にすること、それが作家の力を表す能力なの」

ジョージ・オーウェル

1. 他の本でよく見る表現を使わないこと
2. 短く言い換えられるなら、長大な言葉を使わないこと
3. 省略できるものは省略すること
4. 能動態で書けるなら受動態で書かないこと
5. 普通の言葉で書けるなら、外国語・科学用語、慣用表現を使わないこと
6. ごちゃごちゃ言う前にこのルールをやぶること

E・L・ドクトロウ

「執筆は夜中に運転するようなものだ。ヘッドライトの届くところしか見えないが、それでも目的地にたどり着くことができる。」

ヘンリー・ミラー

「新しいものを生み出せない時でも、ただ働くことはできる」

ジョン・スタインベック

「書こうと思っていたアイディアを捨て、書いた400ページは忘れる。そして1日1ページだけ書くんだ。役に立つよ。書き終えたときにびっくりするはずだ。」

スティーブン・キング

「自分が本当に気に入った表現は捨てるべきだ。それが自分の自己中心的な物書きの心を砕いてしまうとしても、捨ててしまうべきだ」

ラルフ・ワルド・エマーソン

「愚かな首尾一貫性は狭い心が化けた物である」

マヤ・アンジェロウ

「私のしようとしているのは書くことです。2週間かけて『猫がマットに座っている。そういうことだ。ネズミではない』と書くとしましょう。おそらく世界でもっともつまらない悲惨な文です。しかし私は挑戦します。書くといったら書くのです。するとその時、ミューズの神が『分かった分かった、そっちに行ってやるから』とやってくるのです」

ジェイムズ・パターソン

「向かいに座った人に話していると思いながら書きます。私がお話を語る間、彼らには終わるまで立ち去ってほしくないのです」

スティーブン・キング

「作家になりたいなら、何をおいてもこの2つをやるべきだ:大量に読み、大量に書くべきだ」

マーク・トウェイン

「『とても(very)』と書きたくなるたびに『ものすげぇ(damn)』と書き換える。そうすれば編集者が削除してくれるから、その文はあるべき姿に戻るはずだ」

トニ・モリスン

「含みや例え以上ものを伝えるために文はあるのです。言葉が起こした煙の中で私達は楽しむのです。」

エドガー・アラン・ポー

「短編は単一の雰囲気をもつこと。すべての文はそこに向かって組み立てられなければならない」

ジョン・スタインベック

「会話文は書きながら音読してみるべきだ。さもなければ自然な言葉にはならない」

アニー・ディラード

「書くことについて私が知っているわずかなことの一つに、一回一回、すぐに使い尽くせ、打ち落とせ、弄べ、失え、ということがある。本の後ろのほうで、または別の本で使おうと思うな。もっと他のこと、もっと良いものは、あとで現れる」

レイ・ブラッドベリ

「量は質を生む。書く量が少ない者は消える運命にある」

サウル・ベロー

「真夜中に起きだして書いたものは修正する必要がない」

エリカ・ジョング

「難しいのは下書きの段階で自分を信じること。朝目覚めて今までみていた夢を信じるのに似ています」

カート・ヴォネガット

1. 読者が有意義な時間を過ごせるように考えること
2. 読者が応援したくなるような登場人物を誰か1人でも入れておくこと
3. 登場人物には何かを求めさせること:たとえグラス1杯の水でも
4. すべての文は次の2つのうちいずれかの役割を果たさなければならない:登場人物の解説か話の進展である
5. 可能な限り終わりのほうから書き始めること
6. サディストになろう。主人公がどんなに素晴らしくとも、つらい目に合わせよう。そうすれば読者はより深く主人公について知ることができる。
7. たった一人に向けて書こう。世界中のすべての人に向かって愛を語ると、話が肺炎にかかってしまう。
8. 読者に対しては速やかにすべての情報を与えよう。サスペンスなど放っておけばいい。何がどこでなぜ起こっているのかを伝え、例えゴキブリが本文の最後の何ページかを食い破ってしまったとしても、読者自身が話を終わらせることができるようにしよう。

T. S. エリオット

「未熟な詩人は模倣し、熟練した詩人は盗む」

ガートルード・スタイン

「書くということはすなわち、書くということを書くということを書くということを書くということを書くということを書くということを書くということ」

スコット・フィッツジェラルド

「感嘆符は取り去りなさい。あれはまるで自分のジョークに笑い転げているかのようです」

ニール・ゲイマン

「自分のジョーク笑い転げなさい」

「人が『それは間違ってる、うまくいかない』ということはおおむね正しい、しかしあわせてその解決法も話すとき、その人はたいてい間違っている」

G.K. チェスタートン

「私がうまくいったのは、最高のアドバイスにじっくり耳をかたむけ、立ち去り、そしてそれとまったく真逆のことをやったからなのです」

ソース:30 Indispensable Writing Tips From Famous Authors

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