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ロシアの戦略ミサイル軍は最終兵器「核ミサイル発射用ハンマー」をもっていた


1964年の「博士の異常な愛情」、1983年の「ウォー・ゲーム」や、1995年の「クリムゾン・タイド」では、核ミサイルの発射手順がハイライトされていました。命令があればいつ何があってもミサイルを発射しなければならないのですが、ソ連のミサイル基地にはそのための「核ミサイル発射用ハンマー」があったのです。


核ミサイルは単にボタンを押せば発射されるわけではありません。もしそんなに簡単ならば、例えば政府を裏切ったミサイル管制官がミサイルを支配できてしまったり、ストレスに負けて錯乱した誰かが勝手にミサイルを発射できたりしてしまいます。

また、核ミサイルが発射されるというのは戦争のまっただなかのはず。「その命令は本当に司令官が出したものなのか?」「もし命令が変更されていたのがこちらに届いていなかったら?」など指揮系統がきちんとはたらいているかどうかを知る手段が必要です。

なので発射を決断してから実際に発射されるまでには複雑なプロセスがあります。そのうちの一つが発射コードの読み合わせ。事前に発射コードをどこかに用意しておいて、決定者と管制官が読み合わせることで、相手が本当に自分の司令官なのかどうかをチェックするシステムです。

ところで発射コードは頑丈な金庫に納められているのですが、それではもしこの金庫の鍵が故障して、発射コードが取り出せなくなってしまったらどうするのでしょうか?

先日、軍の広報関係者が明らかにしたところによれば旧ソ連時代の1980年、戦略ミサイル軍の基地に査察の際に、査察官がまったく同じ疑問を口にしました。そして指揮官のゲオルギー・ノヴィコフ将軍はこう答えました。

「金庫の鍵をハンマーで破壊する」

それじゃぁわざわざ金庫に入れている意味がないじゃねぇか!ということで非常に批判されたということですが、なぜか後ほど「それで問題ない」という結論が出され、以来ミサイル発射基地には、「ミサイル発射用」の大ハンマーが備え付けられることとなりました。

他に方法があるかというと思いつかないのですが……私たちの平和というのは、かなり薄い氷の上に成り立っているんではないかという気がします。

ソース:Russian Missile Forces Have ‘Safe Busting’ Sledgehammer | Defense | RIA Novosti

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