科学と技術

ロシア軍の「空飛ぶ教会」、最前線に空中投入可能な教会モジュールを調達


太古の昔から戦いと死は隣り合わせ。なので戦争では「従軍聖職者」がほぼ必ず同行します。しかし教会モジュールを丸ごと空中から最前線に投下するとなると、ちょっと前例がないのではないのでしょうか……。


前線に立つ兵士には精神的なサポートが必要不可欠であるのは、イラク・アフガニスタンでの自殺率が上昇しているアメリカ軍を見ても分かる通りです。

ロシア軍の空挺部隊のうち90%はロシア正教の信者なのだそうですが、ロシア正教会の儀式では様々な道具が使われるためどうしても大荷物になります。ならば建物ごと持っていくしかないということで、これまでもトレーラー型のものがあったわけなのですが、パラシュートで敵の背後に降下する空挺部隊としてはこれはちょっといただけません。

こちらは従来型のトレーラー式。

中身はこんな感じ。

なので今回とうとう空中からの投入が可能なロシア正教会モジュールを設定、運用訓練を開始するということが発表されました。宗教設備の他に発電機、空調機、冷蔵庫、各種マルチメディア機器などをワンセットにして降下用パレットに乗せるということで病院などとして支援拠点にもなりそう。チェチェンなどイスラム勢力が強いところに投入して、改宗を促すという宣伝戦略にも使えそうです。

こちらはアメリカ軍による空中投入。決して珍しいものではないのですが……。

ロシアにはこういうことを思いついた前科があるだけに油断はできません。
A-40 (グライダー) – Wikipedia

ソース:Priests to Test World’s Only Paradrop Church | Russia | RIA Novosti

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