海外マクドナルドのTwitterキャンペーンが失敗・大炎上中
「あなたのマクドナルド・ストーリーをハッシュタグ#McDStoriesでつぶやいてください」というのはよく見る宣伝キャンペーンですが、なぜかほとんどの人が「ひどい話」ばかりをつぶやき、炎上してしまっているようです。
はじまりはこのツイート。いわゆる「マクドナルドちょっといい話」をみんなにつぶやいてもらおう!というキャンペーンですが……
Twitter / @McDonalds: Meet some of the hard-work …
あらゆるレベルで様々な悪評が投稿され、炎上してしまいました。いくつかピックアップしてみましたがなかなかひどい内容です。
「フライドポテトを6か月間置いておいても普通のポテトのように腐らない」腐らないこと自体はいいことなのかもしれませんがちょっと怖い。
Twitter / @Cate_Storm: #McDStories Take a McDonal …
「弟のポテトの中から付け爪が出てきた」ショックです。
Twitter / @kaytheloverr: My brother finding a fake …
「パンの包みの周りをネズミが走り回っているのに、なぜこんなにマクドナルドは有名なんだ?」食品衛生の問題に終わりはありません。
Twitter / @_Scorch_: #McDStories How the HELL c …
「ドライブスルーでナゲットの代金に性的サービスを提供しようとしていた女性が捕まってた」マクドナルドそのものへのヘイトではありませんが。
Twitter / @joshuabartky: “A woman is accused of off …
またちょっとここには書けないような人種差別ネタでの投稿もちらほらと見かけました。気になる人は「#McDStories」で検索してみるといいでしょう。
ただ、これらがすべて信用できるかどうかは怪しいところ。過去の投稿をざっと見た限りでは、実際の体験談以外に「マクドナルド都市伝説」レベルの話(「○○の原料は××」系など)が結構投稿されていたり、盛り上がりに任せて「ネタ」を書いている人もいるようです。また、過激な投稿をしている人のプロフを見ると動物保護団体やベジタリアンの人であったりと、ややバイアスがかかっている場合が多いように思いました。
ともあれ、ソーシャル広告はユーザーにいろいろと委ねてしまうので、コントロールが効きません。ポジティブな反応を引き出せそうかどうかをよく見極めてスタートしないと大変なことになるということがよく分かる事例でした。
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