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ウクライナ軍、自軍の無人戦闘航空機を讃える中毒性の高い応援ソングを紹介


ウクライナ軍が使用しているトルコ製の無人戦闘航空機「バイラクタル TB2」は、リビアやシリアといったトルコが関与する紛争で実績を積み、専門家からも評価の高い機体。今回のロシア軍によるウクライナ侵攻でも、ロシアの強大な機甲部隊相手に大活躍しており、あまりの目立ち方に応援ソングまで作られてしまったそうです。

この歌はウクライナの誰かが作詞作曲し、ウクライナ軍がSNSで紹介したもの。欧米というよりも中央アジアを感じさせる音と「バイラクタル!」という歌詞でとても中毒性高く仕上がっています。過激な動画に分類されているので「Watch on YouTube」でご覧ください。
Ukrainian Ground Forces shared a song written for #BayraktarTB2 on its official social media account – YouTube

訳詞はこちらの通り。

ウクライナにやってきた侵略者ども
ピカピカの軍服もドロドロのバラバラだ
バイラクタル!バイラクタル!

藪に隠れた戦車乗り
ボロ靴でボルシチをすすってる
でもそのスープの脂は燃え出すぞ
バイラクタル!バイラクタル!

「大祖国の再生だ」と
東からやってきた羊ども
お前らを導く羊飼いは
バイラクタル!バイラクタル!

ロケット砲やすごい武器
彼らのご自慢だ
でも俺たちは一言で超えてやるよ
バイラクタル!バイラクタル!

力で俺たちを侵略するやつら
そんな鬼どもをこらしめる
ロシアの山賊を幽霊にするのは
バイラクタル!バイラクタル!

ロシアのファシストを殺したのは誰だ
警察が調べても分からない
遥か彼方からやってのけたのは
バイラクタル!バイラクタル!

クレムリンの嘘つきと
やつらを信じるロシアの人々
しかしやつらの皇帝は新しい星の誕生を知るだろう……

無人機は運用しても人的被害を被らないこと、そして火力がある割には小さく、一般的な火器では撃墜しにくいことから多用されつつあり、その対処法は世界中の関係者にとって頭が痛い問題となっています。先日行われた首脳会談でも、ドローンの電子回路を直接攻撃したりネットで引っ掛けたりといった独特な装備が用いられたようです。
ベルギーのフィリップ国王とバイデン大統領の会談を警備する対ドローン班の装備がものすごくSF感高いと話題に – DNA

トップ画像:File:Bayraktar TB2 of UAF, 2020, 09.jpg – Wikipedia

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