使われること無く忘れられながらも未だ生きている旧ソ連の核シェルターをウロウロする動画
米ソ両大国による全面核戦争が本当にやってくると信じられていた時代、至るところに核シェルターが掘られましたが、多くは埋められ、また軍用のものは払い下げられたりもしました。こちらもそんな核シェルターのうちの一つ。廃棄され人っ子1人いませんが、なんとなく生きているような感じが不気味です。
不思議なことに廃墟感が漂うにも関わらず、電気系統が生きています。
車の後ろの「LV」からするとここはラトビアでしょうか。観光用の核シェルターもあるところですが、その中でもおそらく「生」の状態で残されているものだと思われます。
倉庫には新品のガスマスクが。
装甲車まで置いてあります。
置いてあるものは全部古いのに、施設のなんとなく生きているような感じがちょっとしたホラー感を漂わせます。
動画はこちらから。
Found Working Nuclear Bunker with Vehicles & Gear – YouTube
「旧ソ連の軍事施設」といえばもう字面からしてロマン溢れるもの。冷戦末期に忘れられたような施設は他にもたくさん魅力的なものがあって、例えばバイコヌールに眠る旧ソ連版スペースシャトル「ブラン」などもいい味出しています。
20年以上前の宇宙船やロケットが今もそのまま残る幻の旧ソ連・有人ロケット計画「ブラン計画」の廃墟写真 – DNA
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