科学技術の力で絶対に的を外さないアーチェリーの弓を作ってしまった男の動画
21世紀も20年が過ぎ、科学技術の力を使って人体の能力を補い、今まで難しいとされてきたことが簡単にできるケースが増えてきました。こちらのアーチェリー用の弓もその一つ。ただ引くだけで、超高精度の射撃が可能です。
こちらの男性が作り上げた自動照準ボウ、ステディカムの上に補正装置を載せたコンパウンドボウを装着した重量級ですが、命中精度はかなりもの。
秘密というか仕組みについて、この射場の各所にカメラが設置されています。
このカメラがボウの各所に取り付けられたこのボールを認識し、ボウや矢の向きなどの情報を取得。方向の補正量を計算しています。
ぐっと引きながらボタンを押すと発射モードに。そのまま押しっぱなしにしていると、一番いいタイミングで矢が発射され、この通りバンバン当たります。動く的も同様。
なお、矢を引くのは人力、矢を離すのは機械という分業になっており、人間の方では矢を離すタイミングを知ることはできません。引き方を工夫しなければ自分の顔を殴ることになります。
なお、開発にあたっては、ソフトウェアとボウの挙動を合わせるのに苦労した模様。普通のリカーブボウでは矢が弓を回り込むように移動するため、矢がたわんで弾道が変化する「アーチャーのパラドックス」の影響が大きくなります。これを避けるべく、途中からセンターショットのコンパウンドボウがベースとなっています。
動画はこちらから。
Auto-aiming bow vs. FLYING targets – YouTube
接待にはこういうもののほうが向いているでしょうか。こちらは弓ではなく的のほうを動かしてダーツをセンターに迎えにいくという、実に接待向けのターゲットになっています。
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