ロシア人が運行するシベリア鉄道風の宇宙列車を描いたSFショートフィルム「RUSSIAN SPACETRAIN」
永遠の夜と銀河の海をゆく列車、銀河鉄道を描いた松本零士作の名作「銀河鉄道999」が、もしもロシア人が運行するシベリア鉄道風味だったら……そんなリリカルで叙情的で、しかもカオスな風景を切り取ったショートフィルム「RUSSIAN SPACETRAIN」が公開されました
ここは宇宙鉄道のとある停車駅。
現在のスタンダードな客車をつなげてトーラス型宇宙船になっているようです。
宇宙ピロシキや宇宙新聞を売りに来ました。
宇宙鉄道の車掌さん。英語の勉強の課題として紹介動画を作っているそうです。
「すべてが自動化されている」と言いますが、電子機器は叩いて直すのがロシア風のよう。
ロボット乗務員を起こすのも大事な仕事。
なお、ロボット乗務員は汎用性は高そうですが、その分なんというか、教えられないと何もできない感じです。
絶対零度で凍りついてしまった乗務員。
時には異星生物を持ち込もうとする客との心温まる交流も。
2等客室はカオス。
ちなみにトイレは……。
超真空吹きさらし式。
超々長距離をゆく乗客のためにコールドスリープ装置をそなえた1等客車。なおちゃんと覚醒するのに年単位の時間が必要なようです。
シュレーディンガーのネコ、らしい。観測してしまってはいけないのでは……。
そして旅といえば歌。
夜中(?)の危機管理も車掌さんの大事な仕事。
時には成層圏空挺の兵士にナンパされたりします。
順調に進行する宇宙鉄道。
突然重力異常が発生。
どうやら持ち込まれたエイリアンの卵が孵化してしまい、電気系統がダメージを受けたようです……いや大惨事では。
エイリアンに卵を産み付けられる乗客。
意外とかわいい。
そして列車は次の駅に到着。
「君が今度ここを通ったらきっと気づくから」「その時は私40歳よ……だって海王星までいくんだから」
宇宙鉄道時代にも出会いと別れはつきもののようですね。
動画はこちらから。そして毎回挿入歌がリリカルでクオリティ高いのもポイントです。
RUSSIAN SPACETRAIN // РУССКИЙ КОСМОПОЕЗД feat. BadComedian – YouTube
同じ製作者による前作。こちらもオススメです。
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