ロックダウンで人が消えた「アビイ・ロード」の横断歩道塗り替え工事が行われる
遺跡や文化財にはたくさんの人が訪れるので、補修工事をいつするのかが問題となります。ロンドンの名物横断歩道「アビイ・ロード」はこの度の新型コロナウィルス蔓延の結果、観光客が減ったため、塗り替え工事を行うことができたようです。
アビイ・ロードはロンドンの北部にある、おそらく世界一有名な横断歩道。
ビートルズが同名のアルバムのジャケット写真にこの横断歩道を用いたことから、同じ場所で同じ感じの写真を撮りたい観光客が毎日多数訪れるようになりました。
ビートルズの「アビイ・ロード」のジャケット撮影時の非常にレアな写真いろいろ – DNA
そういうわけで重要な観光資源になったのですが、問題は横断歩道が薄れてきてしまっていること。2010年、ケンブリッジ大学図書館やバースの城壁と並ぶ史跡として2級保護指定を受けたのですが、劣化が問題となっていました。しかし新型コロナウィルス対策のためのロックダウンの結果、観光客も減少し工事が可能になったとのこと。あまり明るいニュースがない昨今ですが、いつかまた訪れる人のための工事、というのは未来を感じさせる話です。
ソース:London’s Abbey Road repainted amid coronavirus lockdown
関連記事
イギリスの州議会が約20mの道路工事の迂回路に約70kmのルートを設定して住民激怒 - DNA
中国・高速道路の渋滞は桁違に凄いことがよく分かる写真と映像 - DNA
99台のスマホを台車で運びGoogleマップ上に「ニセ渋滞」を作り出すインスタレーション - DNA
混雑し過ぎて殴り合いまで起こっちゃうインドの鉄道 - DNA
タイの観光地には「インスタ映え」のためにハトを驚かせて飛ばすのを仕事にしている人がいる - DNA
ケン・ブロックが愛車マスタングでロンドン観光するとこうなる - DNA