ネット・PC

懐かしのネットミーム「ダンシング・ベイビー」のオリジナルデータが発見され1080p・60fpsのHD動画にされる


インターネットが普及し始めた頃に現れた、謎の踊る赤ん坊GIF動画「ダンシングベイビー」は、なんというか当時のネットを象徴するものでした。このアイコニックな動画のデータがネットの海から発掘され、HD動画化されたことが話題となっています。

「ダンシング・ベイビー」は、3DCGの赤ちゃんがクネクネと踊り続けるGIF動画。元々は3DS Max用のアドオンに添付されていたサンプルデータですが、96年にWebデベロッパーのジョン・ウッドベルが3Dアニメーション動画をGIFに変換し、当時働いていたスタートアップ企業のWebページに掲載したところ、あっという間に拡散し、いわゆるネットミームとなりました。

これを「再発見」したのがこちらの人。Internet Archivesからアドオンのデータを発掘し、その中にあった赤ちゃんのオリジナルデータ「SK_BABY.MAX」を使用して60fps・1080pの現代的な動画にリフォーマットしたということです。

動画はこちらから。60fpsにしないと意味がわからないかと思いますが、当時のGIF動画を知る人が見ればヌルヌル感にきっと違和感をおぼえるはず。
The Dancing Baby [60FPS 1080p] – YouTube

それにしても、Internet Archivesは出てきた当初はよく分からないサービスだったのですが……ネットの記録は積極的に記録する人があまりいないだけに、アーカイブが作られるということの重要さが分かる事件でもあります。
ブラウザで遊べる数千本ものMS-DOSゲームが無料公開、インターネットアーカイブ – DNA

関連記事

ブラウザで遊べる数千本ものMS-DOSゲームが無料公開、インターネットアーカイブ - DNA

80~90年代のコンピューターウィルスを集めた「オンラインマルウェア博物館」が開館 - DNA

著作権に抵触しない「代用ハッピーバースデートゥーユー」コンテストが開催 - DNA

超低光量の写真をニューラルネットワークの機械学習でバシっとシャープに補正する技術が開発される - DNA

ディープラーニングで通常スピードの動画をスーパースローモーション化する技術をNVIDIAが開発 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧