アートとデザイン

1969年から2019年までに最も売れたミュージシャンのランキングの変化を追いかけたアニメーション動画


誰しもなんとなく時代ごとに印象に残っている楽曲やミュージシャンというのがあると思いますが、そういうものを思い浮かべながら見ると楽しいのがこちらのアニメーション。「あーだから記憶に残ってるんだ」など、色々な納得や発見があって面白い動画です。


動画はこちらから。
Best-Selling Music Artists 1969 – 2019 – YouTube

全世界でのCD、DVD、ストリーミングなどあらゆる形での「売上」を総計したランキングですが、90年代あたりまでは納得できてもそれ以降については、100%すんなり受け取れる人ばかりではないのではないでしょうか。インターネットの登場によってマーケットが細分化され、TVやラジオ、映画といったマスメディアで取り上げられたり、CDショップでよく売れているものが「時代の音楽である」と言えなくなってきた……というのが言われ始めたのがいわゆるゼロ年代ごろ。そうした時期にぴたっと当てはまります。

また、ストリーミングの普及は音楽との出会いを決定的に変えてしまいました。2016年に最もCDが売れたアーティストは、没後225年を記念して全200枚のセットが作られたモーツァルトなのだそうですが……偉業はともかく「2016年の音楽」とは乖離していますね。
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