科学と技術

あの「PSION」の血を継ぐキーボード付きのクラムシェル型Android端末「Cosmo Communicator」が出資募集中


21世紀始めに流行した手のひらサイズの情報端末「PDA」は、今で言うスマートフォンのような存在。中でもキーボード付きのものはカルト的人気があり、今でも惜しむ声が高いジャンルですが、この流れを汲むAndroid端末「Cosmo Communicator」がIndiegogoで出資募集中です。

「Cosmo Communicator」はPlanet Computers社が開発し、出資を募っているガジェット。同社はPDA黎明期の名作「PSION」シリーズを世に送り出した人たちによって創業された企業。

Android端末は携帯性を高めるためにキーボードレスのモデルがほとんどですが、タッチパネルが苦手や人や、長文を書かなければならない人にとってはハードウェアキーボードのほうがまだまだ有利。Planet Computersはこのニッチを狙って既に前モデルの「Gemini」を世に送り出しており、評判は上々です。

こんな風に折りたたんで大きめのスマホとして通話が可能。

Cosmoの主なスペックは以下の通り

OS:Android 9、Sailfish OS、その他Linux系OSをインストール可能
チップセット:Mediatek P70(8コア)
RAM:6GB
記憶容量:128GB
microSDスロットあり

現在、Indiegogoで出資を募集中ですが、20万ドルの目標をあっというまにクリアして現在の出資総額は61万ドル余(約7000万円)。現在、早期出資価格で549ドル(約6万2千円)出せば、初期出荷の1台を手に入れることが可能です。

紹介動画はこちらから。
Planet Computers introduces the Cosmo Communicator on Vimeo

思えば初代Android端末はキーボード付き、その後もMotorolaのDroidシリーズのようにキーボード付きのモデルが多くあります。Android端末にキーボードがつくのはナシではない、というか先祖返りといえるのではないでしょうか。
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ソース:Cosmo Communicator | Indiegogo

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