イギリスのエリザベス女王のカメラリハ用影武者を30年以上つとめている女性のドキュメンタリー「The Practice Queen」
国のトップにとって、TVや新聞に登場するのは重要な仕事のひとつ。なので必ずリハーサルが行われ万全が期されているわけですが、イギリスにはこうしたカメラ・リハでエリザベス女王の「スタンド・イン」を30年以上つとめている女性がいます。
エラ・スラックさんは英国女王の「影武者」。
英国女王が出席する行事は、市役所を訪問するというようなちょっとした行事に至るまでリハーサルが行われます。エラさんは「リハーサル女王」、いわゆるスタンド・インとして30年以上活躍しています。
元々、BBCに勤務していたエラさん。世界大戦戦没者記念碑での式典で、女王の顔に日光が当たってしまうのをなんとかしたいという女王からの依頼を受けたプロデューサーに抜擢され、以来スタンド・インをやっているとのこと。顔よりも身長や体型が似ていることが重要なのだそうです。
議会の開始のときは女王が訪れるというしきたり。当然カメラリハが行われ、エラさんが活躍します。女王の椅子には座ることができないので、こうして中腰で対応するそうです。
動画はこちらから。
A Day in the Life of the Queen’s Double – YouTube
単なるニセモノですらこんな騒ぎになってしまうので、そっくりさんをやる、というお仕事は実に大変そうです。
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