アメリカが1945年から1962年に行った大気圏内核実験を記録した約500本の機密映像
1945年から1962年までにアメリカが行ったとされる210回にも及ぶ大気圏内核実験の様子を記録した機密映像をローレンス・リバモア国立研究所が公開しています。まさに世界の終わりのような恐怖の瞬間が膨大な量で存在しています。
約500本の大気圏内核実験映像はこちらの再生リストにまとめられています。
LLNL Atmospheric Nuclear Tests – YouTube
これら大気圏内核実験を記録した映像は、数十年もの間厳重に管理された金庫に保管されていた1万本にも及ぶフィルムをスキャンしたもの。
現在約1万本存在しているとされる大気圏内核実験のフィルムの内約6500本が見つかっており、その内の約4200本がすでにスキャン済みであり約750本が機密扱いを解かれていているとのこと。
現在もデータのスキャンや解析は続けられ作業が完了した映像は順次公開されています。
ティーポット作戦 タルク。1955年3月7日。巨大な火の玉のような爆発が記録されています。
Operation Teapot – Turk 28112 – YouTube
ハードタック作戦 ジュニファー。1958年7月22日。キノコ雲が形成される瞬間が記録されています。
Operation Hardtack-1 – Juniper 53070 – YouTube
またアメリカによる1945年の世界初の核実験から21世紀を超えた現在の北朝鮮による核実験まで2000回以上に及ぶ核爆発を世界地図にビジュアル化した映像がこちらです。
1945年から現在までの2000回を超える核爆発を世界地図上にビジュアル化した動画「Trinity」
ソース:Physicist declassifies rescued nuclear test films | Lawrence Livermore National Laboratory
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