アートとデザイン

映画の前に流れるお馴染みのジングル「THX Deep Note」を1人で歌って再現した動画が公開


映画が始まる前には、配給会社や使用されている映像・音響技術のロゴが挿入されます。劇場の音響グレードを認定する「THX」もおなじみのものの一つ。あの印象的なオルガンとも人の声ともつかない和音の譜面が35周年を期に公開されたのですが、これを元に歌ってみた人が現れました。

「THX」のジングルは、1983年5月25日、映画「ジェダイの帰還」の公開と合わせて作られました。今年はその35周年ということで、公式アカウントでは楽譜が公開されました。

そしてこれを元に実際に歌ってみた人が登場。動画はこちらから。制作後は「喉が痛くなった」そうですが、それも頷けるハイトーン&ロートーンを駆使しています。
A Cappella THX Logo Theme – YouTube

オリジナルのジングルの作曲者、ジェームズ・ムーア博士の息子さんによると、この楽譜は著作権の登録を行うために、後からシンセサイザーを鳴らすためのプログラムもとに書かれたもの。オリジナルは楽譜よりも少し音程が高く、最初の音のランダムさや最後の和音の構成もちょっと違っているそうです。
Card

ムーア博士への公式インタビュー動画。冒頭でオリジナルのTHXジングルが聞こえるので比べてみると面白いです。
THX Deep Note with Dr. Andy Moorer – YouTube

THXのジングルはリファインを繰り返しながら、こちらの「MGMライオン」と同様に今も使われています。
約100年に渡る「MGMライオン」ロゴの変遷をまとめた動画 – DNA

ソース:MachWerx » Blog Archive » A Cappella THX Logo Theme

関連記事

映画「スター・ウォーズ」シリーズの印象的な効果音まとめ動画 - DNA

「ブレードランナー」劇中の環境音を72時間流せるYouTubeプレイリスト - DNA

弦楽器職人が製作したアナログなホラー映画効果音製造機がすごい - DNA

700%スロー再生したダイヤルアップ音に宇宙を感じてしまう - DNA

タランティーノ映画のジューシーな「効果音」だけをひたすら集めた動画「Hearing Tarantino」 - DNA

NASAが宇宙で捉えた不気味な音をSoundCloudで公開 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧