ゲームボーイのカメラとスマホ用望遠レンズを組み合わせて撮影したF1レースの風景がいい感じに懐かしい
フルカラー数千万ピクセルというのが当たり前になりつつある現代のデジタルカメラと比べると、モノクロ4階調で縦112×横128ピクセル、つまり総画素数14336ピクセルのゲームボーイ用カメラアタッチメント「ポケットカメラ」のスペックはあまりにも貧弱なのですが、これで撮影された2018年上海グランプリの風景は実にイイカンジの雰囲気を醸し出しています。
「山があれば登ってみたくなるように、ゲームボーイ用カメラがあったから撮ってみたくなった」と語る撮影者、ティム・ビニオンさん。中国製のスマートフォン用拡大レンズと、それをゲームボーイ用カメラに装着する専用のアタッチメントを3Dプリンタで制作、撮影にのぞみました。
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その結果、撮影されたのがこちらの写真達。往年のコンピューターゲームでは、こんな感じのリアル調CGがよく見られたのが思い出されます。
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ゲームボーイカメラを使うとこんなふうになんでも懐かしい感じになるのですが、こちらの人はカメラの中に残っていたデータに写り込んでいた自分と出会ってしまい、さらに懐かしさを感じています。ただの写真とはまた違った雰囲気ですね。
あの頃に戻れたら……11年前の自分と意外なところで再会した男 – DNA
ソース:Shanghai Grand Prix 2018 shot on Game Boy Camera – Album on Imgur
I Shot the Chinese Grand Prix with a 0.016 Megapixel Game Boy Camera from 1998 : formula1
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