アートとデザイン

ミクロの世界にしか存在しない美しく壮大な光景 光学顕微鏡の写真コンテスト「Nikon Small World 2017」入賞20作品


「Nikon Small World(ニコン・スモールワールドは)」は、人間の目には見えないミクロの世界を顕微鏡を使って撮影した写真のコンテスト。1975年から開催されており今年で43回目。2000枚を越える応募作品の中から選ばれた20枚の入賞作品です。

1位: 「蛍光タグ化された人の皮膚細胞(不死化角化細胞)」 倍率:40倍

撮影:Dr. Bram van den Broek, Andriy Volkov, Dr. Kees Jalink, Dr. Reinhard Windoffer & Dr. Nicole Schwarz

2位:「ノボロギクの種子頭」 倍率:2倍

撮影:Dr. Havi Sarfaty

3位: 「ボルボックスの娘群体放出」 倍率:100倍

撮影:Jean-Marc Babalian

4位: 「有鉤条虫(サナダムシの一種)」倍率:200倍

撮影:Teresa Zgoda

5位: 「トマトのコケ」倍率:3.9倍

撮影:Dean Lerman

6位: 「ユリの花粉」 倍率:63倍

撮影:Dr. David A. Johnston

7位: 「個々に色付けされた神経細胞の突起」 倍率:30倍

撮影:Dr. Ryo Egawa

8位: 「生まれたばかりのネズミの蝸牛(かぎゅう。内耳にある聴覚器官)」倍率:100倍

撮影:Dr. Michael Perny

9位: 「研究室で成長させた軟骨様組織(緑:コラーゲン繊維、赤:脂肪沈着)」倍率:20倍、40倍

撮影:Catarina Moura, Dr. Sumeet Mahajan, Dr. Richard Oreffo & Dr. Rahul Tare

10位: 「ゾウムシ」倍率:80倍

撮影:Dr. Csaba Pintér

11位: 「クレジットカードのホログラム」倍率:10倍

撮影:Steven Simon

12位: 「ザトウムシの目」倍率:20倍

撮影:Charles B. Krebs

13位: 「オックスフォード大学自然史博物館にコレクションされているハチ」倍率:10倍

撮影:Levon Biss

14位: 「チョウの卵」倍率:7.5倍

撮影:David Millard

15位: 「オオコウモリの第三期胎児」倍率:18倍

撮影:Dr. Rick Adams

16位: 「シジュウカラの羽毛」倍率:25倍

撮影:Marek Miś

17位: 「染められた人間の毛髪」倍率:40倍

撮影:Harald K. Andersen

18位: 「オオイカリナマコの皮膚」倍率:100倍

撮影:Christian Gautier

19位: 「マウスの胚芽期組織」倍率:100倍

撮影:Dr. Dylan Burnette

20位: 「土壌のカビと酵母コロニー」倍率:40倍

撮影:Tracy Scott

その他たくさんの「Small Wald」の写真は「Nikon Small World」の公式サイトで公開されています。
2017 Photomicrography Competition | Nikon’s Small World

またこちらの写真も電子顕微鏡を使って撮影された様々な昆虫の卵。肉眼では見ることは出来ませんが、非常にカラフルで不思議な形をしています。
電子顕微鏡で撮影された昆虫の卵の神秘的でカラフルな写真

ソース:Nikon Small World Photomicrography Competition 2017 Winners

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