ライカM10はドイツの工場でどのようにして製造されているのか
ドイツ・ウェッツラーの工場でスペシャリストによって丁寧に作り上げられているというライカM10(Leica M10) 。その製造工程を撮影した映像がこちらです。
ライカM10は、60年以上の歴史をもつライカMシステムの流れをくむデジタルカメラ。真鍮から削り出した30個のパーツ、126本のねじ、17個の光学系パーツ、総計では約1100個のパーツが用いられています。
A masterpiece in the making: The Leica M10 on Vimeo
ライカによると、最高品質の素材と「芸術の域に達する熟練の製造技術」による丁寧な手作業で製造されているとのこと。メイド・イン・ジャーマニー(Made in Germany)魂を感じます。
またライカM10の無垢の真鍮から削り出したトップカバーとベースプレートは、40分をかけて手作業で入念に研削・研磨されたものが使用されています。日本での価格は91万8000円です。
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ライカM10を解体するとこんな感じになる模様
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ちなみにこちらもライカ製のカメラ「ライカT」の製造行程を撮影したもの。ライカM10は削り出しの真鍮を使っていますが、ライカTは世界で初めてボディ全体をアルミニウム塊から削りだして作られたカメラです。
自称「史上最も退屈な広告」アルミボディをただひたすら研磨仕上げするところを45分間撮影しただけの「ライカT」プロモーション映像
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