ヌタウナギが放出したおびただしい粘液で玉突き事故が発生、事故現場は衝撃的な状態に
アメリカの高速道路でトラックが転倒し荷台に積まれた大量のヌタウナギが路上へ散乱する事故が発生。ヌタウナギが放出したおびただしい粘液で現場はとんでもないことになっています。
2017年7月13日の正午に米・オレゴン州デポー・ベイの海岸線を走るハイウェイで4台の車の玉突き事故が発生。事故当時の現場は道路工事のため数台の車が停車していた模様。
そこに止まりきれなかったトラックが追突し荷台に積まれていた3.4トンのヌタウナギ(スライム・ウナギ)が路上に散乱。
そしてヌタウナギが放出するおびただしい粘液にハンドルをとられてしまい4台の車が次々と衝突事故を起こしてしまったようです。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
衝撃的なビジュアルの事故現場ですが、地元の警察によると一人が小さな怪我をしただけだったとのこと。
また地元の消防署のTwitterでは事故直後や清掃の映像を公開しています。見た目だけではなく匂いもまたすごかったようです。
事故直後の現場の様子。エイリアンの襲撃……
Thanks @OregonDOT pic.twitter.com/SmwHtWLeQ3
— Depoe Bay Fire Dist. (@DepoeBayFire) 2017年7月13日
お掃除中。消防士も大変なお仕事です。
Operation eel cleanup with @OregonDOT 2 lanes now open pic.twitter.com/Lj2oIAzsFf
— Depoe Bay Fire Dist. (@DepoeBayFire) 2017年7月13日
温帯の深海に生息し目が退化しうなぎの様な姿のヌタウナギ。捕食時や防御時には皮膚からはヌタと呼ばれる粘液を大量に放出することで知られています。
深海環境の専門家 Andrew Thaler 博士によると、ヌタウナギは瞬時に19リットル(5ガロン)のバケツを粘液でいっぱいすることが可能で、おびただしい量の粘液でサメを窒息させ逃げ出す様子も観察されているそうです。
日本ではあまり馴染みのないヌタウナギですがお隣の韓国では大人気の食材とのこと。この事故でバラ撒かれてしまったヌタウナギも韓国へ輸送する途中だった模様。ちなみに味はなかなかの美味らしい……
また海には想像もつかない生物が生息しているようで、こちらはロシアの漁師が地引網で捕獲した大変珍しい深海魚を撮影したもの。まさに道との遭遇です。
ロシアの漁師が北極海の海底でさらった強烈なビジュアルの深海魚
ソース:Depoe Bay Fire Dist.(@DepoeBayFire)さん | Twitter
Oregon State Police(@ORStatePolice)さん | Twitter
関連記事
ウナギに成長するとは到底信じられない、平たく細長く透明なウナギの幼生「レプトケファルス」の貴重映像 - DNA
[閲覧注意] 巨大なヒルが超巨大なミミズを丸飲みしている衝撃映像 - DNA
[閲覧注意] 口から白いネバネバした巨大な器官を吐き出しているヒモムシのショッキング映像 - DNA
[閲覧注意]生物?生ごみ?バルト海で謎の有機物が発見される - DNA
トラックの大事故現場に袋を持って大集合するたくましい中国の人々の写真52枚 - DNA
どうしてこうなった?と思わず考えてしまう不思議な自動車事故の写真25枚 - DNA