地球最大の動物シロナガスクジラ、巨大空間をまるごと飲み込む豪快な捕食の瞬間
体長30m、体重200トンにも成長するシロナガスクジラは恐竜等の絶滅種も含め地球史上最大の動物。そのとんでもなく巨大の体をどのように制御して食事をしているのがよく分かる捕食の瞬間を真上からドローン撮影した貴重な映像です。
動画はこちらから。
Rare images of blue whale feeding behavior – YouTube
この映像は、米・オレゴン州立大学の研究チームがニュージーランド沖の南極海でドローンを使い撮影したもの。
1. 時速を10.78km/hまで加速してオキアミ(エビのような小型の甲殻類)の群れに近づくシロナガスクジラ
2. 10mにも及ぶという超巨大な口を大きく開き空間ごと丸呑み
3. 捕食後には巨大な口がブレーキとなり時速は1.17km/hにまで減速しています
オレゴン大学の Leigh Torres 博士によると「ブレーキやアクセルを使う車の運転に似ている。クジラがオキアミの群れを捕食するためにはブレーキについて常に気を使う必要がある」と説明します。
また小規模なオキアミの群れの場合はスルーしています。シロナガスクジラの巨大なボディ制御は、急加速も急停止が難しいだけではなく多大なエネルギーも必要。コントロールするだけでも非常に大変なようです。
またこちらの映像はなぜシャチが殺し屋クジラと呼ばれているのかがよく分かるシャチの捕食映像です。サメ食べてるぞ……
捕食した巨大サメを口にくわえ悠々と泳ぐシャチ
ソース:Watch the World’s Biggest Animal Lunge for its Dinner
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