折り紙の技術で広げると44マグナムを止められるシールド「防弾オリガミ」の動画
平面を非常にコンパクトに折りたためるので、人工衛星の太陽電池パネルに使用されている「ミウラ折り」など、折り紙の技術は色々な場所に応用されていますが、今回ブリガム・ヤング大学で開発された「防弾オリガミ」は、非常にコンパクトに畳めるのに44マグナムを止められるという恐るべき性能です。
従来の防弾シールドは非常に重たく、かつ1人しか守ることしかできませんが、今回ブリガム・ヤング大学で開発されたシールドは約20kgと軽量なもの。かつ「吉村パターン」と呼ばれる折り方によって非常にコンパクトに折り畳めるため、車のトランクなどに搭載して運ぶことができます。
展開も非常に簡単。
「吉村パターン」は円筒が上下につぶれる時に現れるダイヤ型のパターン。折りたたみが容易になり、角度がつくことで防弾能力の向上も見込めるとのこと。
中身はアルミの芯と12層に重ねられたケブラー繊維。ケブラーは耐候性があまりよくないため、環境対策もカギとなりました。
.357口径、9mm口径などメジャーな拳銃弾はもちろんのこと、.44マグナムのような大口径の弾丸も貫通させなかったとのこと。
動画はこちらから。
Bullet-proof origami: folding Kevlar shield designed by BYU mechanical engineers – YouTube
ソース:| Brigham Young University
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