リモート操作で逃げまわるタックル練習用ドローンサンドバッグ「MVP」の動画
走って逃げまわる相手にタックルするのは難しいもの、なので練習が必要なのですがケガをする確率も高くなります。そんな時は心ゆくまでタックルの相手をしてくれて、しかも傷つかない「MVP」の出番です。
ラグビーやアメフトのような球技では、このようにタックルで相手を捕まえにいくことが認められています……があんまり練習すると倒す方はもちろん、倒される方のダメージが大変なことになってしまいます。
そこで、ダートマス大学の学生が開発したのがこの「MVP」。Mobile Virtual Playerつまり「可動式仮想プレイヤー」の略。車輪付きサンドバッグといった感じの代物ですがこれがなかなかすごい。
まず倒されても瞬時に起き上がってくれます。
そして時速32kmで疾走可能。現在はリモート操作ですが、将来はプログラムやAIなどによって、自分の判断でフィールドを走り回ることができるようになるそうです。
動画はこちらから。
Tackle This: Football’s Newest MVP is a Robot – YouTube
タックルもそうですが、射撃も人間に向かってやるとマズいトレーニングの一つ。しかしやっぱり動いたほうがよいトレーニングになるので、ロボットが活躍しています。
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もちろんこんな風にタックルなしにするのもアリかなと思いますが……。
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