一糸乱れず一列に並んでどこまでも進む不思議な毛虫「マツノギョウレツケムシ」のタイムラプス映像
一列に並んだ無数の毛虫が一糸乱れぬ姿で歩道を横切り、壁すらも登っていく様子を撮影したのがこちらのタイムラプス映像。和名を「マツノギョウレツケムシ」というなんとも不思議な生態の毛虫です。
動画はこちらから
Time lapse captures processionary caterpillars crossing footpath – YouTube
この映像は、オーストラリアの写真家 Dirk Nienaber 氏の作品。パースにある人気のフィッシング・スポットを歩いている時に、マツノギョウレツケムシがサナギに適した場所を探すために作るこの長い毛虫行列をたまたま見つけたとのこと。
1.
2.
3.
4.
5.
マツノギョウレツケムシ(Pine processionary)は、中央アジア、北アフリカ、南ヨーロッパなどの松や杉にテントと呼ばれる大規模な巣を作り集団で棲息するマツノギョウレツケムシガの幼虫。
松の木を枯れるまで食べつくてしまうため最も破壊的な種として知られています。またマツノギョウレツケムシガは「毒毛」と呼ばれる毒のある毛があるため直接触れることは出来ません。
蝶や蛾は、卵、幼虫、サナギを経て成虫へと大きく姿を変えながら成長する不思議な生物。そのため幼虫と成虫では見た目が全くの別物。そんな信じられぬ奇跡の変態をするビフォーアフター写真がこちらです。
信じられぬ奇跡の変態、19種のイモムシのビフォーアフター写真
関連記事
[閲覧注意]「バラ色のメイプル」の名を持つ、ピンクと黄色の羽毛で全身彩られたド派手な蛾「Rosy Maple Moth」 - DNA
どう見てもヘビ、絶対に食べられたくない一心で究極に進化したイモムシの写真 - DNA
CGじゃない!全身が透明な「宝石イモムシ」の画像 - DNA
まさに生きた宝石のよう、朝露で全身を覆われた昆虫のマクロ写真いろいろ - DNA
[閲覧注意]知るまでは楽園だと思ってた……野性味溢れすぎているオーストラリアの写真いろいろ - DNA
誰でも住めるわけではない……オーストラリアの普通じゃない日常がよくわかる写真いろいろ - DNA