ロールス・ロイスを象徴するアノ部分にはある防犯対策が施されている
ロールス・ロイスのロールス・ロイスたる理由は究極のラグジュアリー感もさることながら、やはりボンネット先端に取り付けられたオーナメント「スピリット・オブ・エクスタシー(The spirit of Ecstasy)」の存在感。そのためイタズラや盗難から守るためにある仕掛けが施されています。
動画はこちらから。
Can You Steal The Spirit of Ecstasy? – YouTube
1. 危険を察知すると引っ込む仕組み。この防犯システムは2003年以降のモデルに導入されています。
スピリット・オブ・エクスタシー(The spirit of Ecstasy)は、英・ボーリューの領主モンターギュー卿が自分の愛車だった1910年製「ロールス・ロイス シルヴァーゴースト(Silver Ghost)」のボンネットに取り付けるため、友人の彫刻家チャールズ・ロビンソン・サイクスに依頼して製作させたものが起源。
その後、モンターギュー卿の友人でロールス・ロイス社の社長クロード・ジョンソンがスピリット・オブ・エクスタシー(The spirit of Ecstasy)をマスコットにすることに決め、1920年代には全てのロールス・ロイス社製自動車のボンネットに取り付けられています。
ちなみに、スピリット・オブ・エクスタシー(The spirit of Ecstasy)のモデルはモンターギュー卿と深い関係にあり秘書も務めていたエレノア・ヴェラスコ・ソーントンとされています。
2. スピリット・オブ・エクスタシー(The spirit of Ecstasy)のモデルとされるエレノア・ヴェラスコ・ソーントン
現在でもスピリット・オブ・エクスタシー(The spirit of Ecstasy)はこのように手作りで製作されています。
21st Century Legends – The Graceful Little Goddess – YouTube
またこちらの写真はクラッシクカーのオーナメントをまとめたもの。ボンネットに鎮座するオーナメントが独特の存在感を作りだしています。
クラシックカーに取り付けられているエンブレムやロゴなどの高級感あふれるオーナメントいろいろ
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