ポリマー樹脂のハンドガンのグリップが熱でグニャグニャに曲がるようになってしまう事件が発生
オーストリア製の「グロック」によってポリマー樹脂を使用した拳銃が一気に有名になりましたが、まだまだ「プラスチックの鉄砲なんて……」とブツブツ言っている昔気質の人が多いのもまた事実。そんな人達が「ほら見ろ」と言いたくなりそうな動画が公開されています。
動画を公開しているのは射撃のTV番組「Top Shot(邦題:「射撃王」)」のシーズン3で優勝したダスティン・エラーマン氏。ごく普通に発射できるものの弾倉がうまく抜けないので不思議に思い、調べてみたところベルギー・FN社のFNX Tacticalのポリマー樹脂のグリップ部分がぐにゃぐにゃになっているのに気づいたそうです。
FNX Tactical Crazy Flexible Magwell!!! – YouTube
屋外に1時間ほど放置したらこうなってしまい、その後室内のエアコンで冷やしても元に戻らなかったとのこと。樹脂の銃というのはまだそこまで歴史が長く無い分、時々予想もつかないような壊れ方をするのを目にします。
成形する際のポリマーの配合ミスというのはほぼありえない事故ですが、同じ型で製造した他の銃にもトラブルが起こっているのではないでしょうか……ニセ動画とは思えませんが、続報を待ちたいところです。
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