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海外であなたを待ちかまえている驚くべき詐欺の手法40選


旅を楽しみ、無事に帰ってくるためにはどんな危険が待ち構えているのか知っておくのがとても大事。詐欺師はいつどこで観光客に襲いかかってくるかわかりませんが、とりあえずこれだけ知っておけば危険を察知できるかもしれない40の方法です。

イギリスの航空運賃検索・予約サイト「jsuttheflight.co.uk」の公式ブログで公開されていたもので、元は一枚の巨大なチートシートとなっています。元の画像はこちらで見ることが可能です。

40 Tourist Scams to Avoid This Summer – Just the Flight Travel Blog

路上編

1. 友情のブレスレット(パリ、ローマ、バルセロナ、カイロなど)

「お近づきの印に」と無理やり腕にブレスレットを巻きつけ、外れないように結んだ後に代金を請求する詐欺。スリと組んで注意をひきつけるために行われることもある。

2. 恋人のためのバラ(パリ、ローマ、バルセロナなど)

恋人と一緒にいる男性に「彼女のために」とバラを手渡し、その後法外な代金を請求する詐欺。断ると「彼女のためにそんな端金も支払えないのですか?」と煽ってくる。

3. 見つかった指輪(パリ)

女性が被害者の前で指輪を落とし「落としましたよ」と言ってくる。否定すると女性は指輪を拾い上げ「純金だ」と、鑑定する。そしてその指輪を実際の価値以上の値段で売りつけようとつきまとってくる。

4. 投げ捨てられた赤ん坊(ローマ)

赤ん坊を抱いた女性が近寄ってきて、被害者の腕の中にいきなり赤ん坊を投げてくる(人形のことが多い)。被害者がびっくりしているうちに相棒のスリが忍び寄り、ポケットやカバンを探る。

5. 大道芸(パリ、ロンドン)

道端でやっている手品ショーやゲームに集中して夢中になっている観光客にサクラを兼ねた相棒のスリが忍び寄りポケットやカバンを探る。

6. 落としたサイフ(ローマ、ウクライナ)

詐欺師はわざとサイフを落としておく。そばを通りかかった被害者は、自分のサイフが大丈夫かどうかポケットやカバンの中を触って確かめるので、スリはそれを目印する。

7. ジャケット汚し(ブエノスタイレス、リオデジャネイロ)

詐欺師はケチャップなどを持って被害者にぶつかり、被害者の上着を汚す。そしてクリーニングなどを申し出、被害者が上着を差し出すとそれを持って逃走する。

8. 靴磨き(イスタンブール)

詐欺師は被害者の前に靴ブラシを落とす。被害者がブラシを詐欺師に渡すと、詐欺師は「感謝のしるしに」と被害者の靴を磨きだす。靴磨きが終了すると、法外な価格を請求する。

9. ローズマリーを売る女(マドリッド、ニューデリー)

詐欺師の老婆がローズマリーを手渡してくる。被害者が手をのばすと、老婆は「手相を読んでやる」とその手をつかむ。読み終わると法外な報酬を請求してくる。突っぱねると低い声で呪いをかけてくる。

10. カメラマン(ヨーロッパ)

カップルが互いに写真を撮っていると、親切な地元民を装った詐欺師が「シャッターを押してあげる」と言ってくる。カメラを渡すと法外な「シャッター切り代」を請求し、払うまでカメラを返してくれない。最悪カメラを持ったまま走って逃げられる。

11. 音楽家(ニューヨーク)

詐欺師が「あなたの地元で流して欲しい」と一見無料のCDを手渡してくる。受け取ると法外な代金を請求され、断ると詐欺師とその友人たちにものすごく説得される。

12. 麻薬取引(タイ・パンガン島)

タクシーの運転手が麻薬を買わないかと持ちかけてくる。取引に応じると「そこにたまたたま通りかかった」警官に捕まり、逮捕を逃れたければ法外な罰金を払えと迫ってくる。

交通手段編

13. タクシー運転手(世界中)

渋滞をさけるふりをしてわざと遠回りをしたり、メーターを改ざんして料金を嵩上げしたりする。

14. 夜行バス(バンコク)

格安の夜行バスを勧められ、それに乗ると荷物を荒らされ貴重品を盗まれる。

15. うっかりお釣りを落とす(アジア)

タクシードライバーやウェイター、店員などが、確認した後の釣り銭をうっかり床に落とし、その時こっそりと見た目が似ている少額の貨幣に入れ替える。

16. パンクしたタイヤ(コスタリカ・サンホセ)

観光客が使ういかにもレンタカー、という感じの自動車をわざとパンクさせ、困っているところに無償の修理を申し出る。そして観光客が油断している間に車内の貴重品を盗む。

17. 列車スリ(ヨーロッパ)

混雑した車内でスリをはたらく。

18. 逃走タクシー・ドライバー(ラスベガス)

トランクから旅行者の荷物を降ろすのを手伝って、急いだ様子で去っていく。実はトランクには、まだ荷物が残っている。

お店とサービス編

19. 電話中の店員(バルセロナ)

電話をしながらレジを打っている店員は、実はクレジットカードを撮影して情報を盗んでいる。客が去った後、カードは複製され、不正利用される。

20. ゆっくりなカウント(ヨーロッパ)

釣り銭をものすごくゆっくりカウントする店員を急かしてよく確認しないまま受け取ると、実はものすごく誤魔化されていることが多い。

21. 宝石取引(バンコク、ニューデリー)

タクシードライバーが「目的地の観光地は今日は休み」と言って、別の場所に連れて行ってくれる。そこには宝石商を名乗るにこやかな男がいて「持って帰れば高く売れるから」と、宝石やじゅうたんを売りつけてくる。

22. 逃げ足の早い医者(インド・ニューデリー)

医者を名乗る詐欺師が「旅行保険を請求しましょう」と、ニセの診断書を売りつけてくる。もちろん保険会社はこの手口について熟知しているため効果はない。

23. ニセ警官(メキシコ、ボゴタ、ブカレスト、バンコク)

ニセ警官が「この辺りで偽札が出回っている」と、観光客にサイフを取り出すように指示してくる。ニセ警官はサイフの中身をあらため、返してくれるがその時こっそり中身を抜いている。さらにパスポートの提示をもとめ何かしらの難癖をつけ、罰金を請求してくる。

24. ニセのチケット(パリ、ロンドン)

チケットを買うために行列に並んでいると、スタッフ(偽物)が高額ながら行列をパスできるチケットを売ってくる。もちろん効果はない。

地元民と子どもたち編

25. すごく親切なな地元民(ヨーロッパ)

なぜか旅行者の母国語を話すことができる地元民が、ATMや自動販売機の操作を手伝ってくれる。しかしこの時、暗証番号を記憶されており、その後旅行者からサイフをスった時に悪用する。

26. 地図売り(ヨーロッパ)

地図売りが道で地図を売りつけてくる。顔の前で地図を広げてくれるがこれはオトリで、実はスリから気をそらすためである。

27. こじき(世界中)

老人や妊婦が小銭をくれとせがんでくる。この時スリが見張っており、被害者がどこからサイフを取り出すかを確認している。

28. 無料マッサージ(バルバドス、バハマ)

ビーチでリラックスしていると、どこからともなく男が現れ無料のマッサージを提供しようとする。男がするがままにまかせると、そのうち勝手に有料になり、法外な代金を請求される。

29. 誘惑(アテネ)

男性の一人旅を狙って魅力的な女性が近づき、誘惑し始める。そしてバーやナイトクラブに連れて行くが、そこで法外な代金を請求する。

30. スリの警告(ヨーロッパ)

スリが地元民に化け「さっきそこでスリにあった人がいましたよ」と警告してくる。そしてその後、相手がサイフやカバンをチェックするのをよく見て、その後そこからスリをはたらく。口頭ではなく看板やポスターで警告することもある。

31. 壊れたカメラ(世界中)

詐欺師のグループが、ターゲットに「自分たちの写真を撮ってくれ」と壊れたカメラを手渡す。もちろん撮影できないので詐欺師にカメラを返そうとすると、詐欺師はそのカメラをわざと地面に落とし、そしてターゲットに法外な修理代を請求する。

32. 外国語を学びたい人(上海、北京、西安)

あなたが母国語でしゃべっているのを聞いて「その言葉を勉強しているので練習に付き合ってくれないか」と詐欺師が近づいてくる。彼らの話はだんだん悲しいものになり、そしてお金を無心してくる。また、練習の礼といってカフェに呼び出すケースもある。支払いの際、詐欺師は消えており、請求される代金は法外なものとなっている。

33. 一見無料のピーナッツ(リオデジャネイロ)

男が「ピーナツを食べないか」と近づいてきて、テーブルにピーナツを置く。あなたがそれに触ると法外な代金を請求してくる。

34. ハガキ(ローマ)

みじめな感じの子どもがハガキとペンを差し出し、手紙を書くのを手伝ってくれないかと頼んでくる。それに応じると、子どもは自分の不幸な状況について話し始め、あなたから小銭をせしめようとする。

35. チャリティー(パリ)

耳が聞こえないフリをした子ども達が、チャリティーのための署名を求めてくる。クリップボードの書類の内容を読み、サインをしている間、死角からポケットを探りスリをしようとする。

36. ジプシー(ローマ、ミラノ、フィレンツェ)

大人数のジプシーの子どもたちが観光客を取り囲み、何か金目の物を出すまで絡み続ける。あるいは仲間がスリをする間、新聞を開いて観光客の注意をひこうとする。

ホテル編

37. 休館中のホテル(ヨーロッパ)

詐欺師と組んだタクシーの運転手が、観光客が行こうとしているホテルは改装中で休館していると告げてくる。そして良い所を知っているからと別のホテルに連れて行くが、非常に不便な場所にある上に高額である。

また、有名なホテルとそっくりの名前をつけたぼったくりホテルに連れて行き、観光客を騙すケースもある。Webページの写真と外見が違うと言われたら「Webページのほうが間違っている」と説得する。

38. ニセのフロント(世界中)

詐欺師がフロントを装って「確認したいことがある」と電話をかけ、クレジットカードの詳細を聞き出そうとする。フロントに確認しにくい真夜中にかけてくるのがポイント。

39. 部屋の検査員(バルセロナ、マドリッド)

ホテルの制服のようなものを着た2人の男が、部屋の検査と称してやってくる。1人が観光客と会話して注意をそらし、もう1人が貴重品を盗難する。

40. テイクアウト(アメリカ)

詐欺師がホテルのドアの下にテイクアウトのメニューを忍ばせる。注文してクレジットカードで支払いを済ませると、後日すさまじい額の請求に驚くことになる。

人目があるところでカードや現金、スマートフォンなどの高額な貴重品を出すのはとっても危険。ポケットの中の小銭だけで食べられるこうした屋台は、上手く使えば「アリ」かもしれませんね

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ソース:40 Tourist Scams to Avoid This Summer – Just the Flight Travel Blog

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