DARPA主催ロボットコンテストで思いっきりコケまくる人間型ロボットたちの動画
世界各国の研究所や大学で開発されている様々なロボットが参加して行われたDARPA(アメリカ国防高等研究計画局)主催のロボットコンテスト「DARPA Robotics Challenge(DRC)」の決勝戦を撮影した映像です。世界最先端の技術の粋を集めた人間型ロボットたちなのですが、晴れ舞台にもかかわらず容赦なく失敗しまくっています。その姿はまるで人……とても痛々しいも感じてしまいます。
「DARPA Robotics Challenge」は、DARPAが米カリフォルニア州・ポモナで開催した災害時に人間をアシストするロボットのコンテストで、ロボットのハードウェア、ソフトウェア、センサー、操作性などの総合力が試れます。
自動車を運転する「自動車タスク」、自動車が降りる「下車タスク」、ドアノブを回してドアを開ける「ドア・タスク」、バルブを回して開ける「バルブ・タスク」、電動ドリルを使って壁に穴を開ける「壁タスク」、日替わりで問題が変わる「サプライズ・タスク」、瓦礫(がれき)の山を越えていく「瓦礫タスク」、最後は階段を登る「階段タスク」の8つのタスクが設置されたコースのクリア時間(1時間以内)を競います。
DARPA Robotics Challenge Finals: Rules and Course – IEEE Spectrum
動画はこちらから。
Robots Falling Down at DARPA Robotics Challenge – YouTube
緊急時における信頼性を問われるロボットたちなのですが……まだまだ研究の余地はたくさん残されていそうです。
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