1960年代に日本人写真家が見たニューヨークのモノクロ写真シリーズ「NEW YORK IS」
高度経済成長期真っ只中だった当時の日本を飛び出し、ニューヨークの街を歩いて撮影したモノクロ写真シリーズ。約50年前に日本人写真家が見た大都市ニューヨークの姿があります。
「NEW YORK IS」は、日本の写真家 小川隆之 氏が。小川氏の個人的または主観的視点から見たニューヨークの街の写真は1967年〜1968年のニューヨークを撮影した写真シリーズ。ドキュメンタリのスタイルを取りながらもどこかスタイリッシュで独特の美的感覚がある作品です。この写真シリーズは、小川氏が日本へ帰国した1968年に、雑誌「カメラ毎日」の1968年9月号の巻頭41ページを飾っています。また、このタイトルは、親交の深かった世界的な写真家 ロバート・フランクにより名付けられています。
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小川隆之 氏の略歴
1936年東京生まれ(1936年〜2008年)。大学(日本大学芸術学部)で写真技術を学び、文藝春秋社(写真部)に入社。1965年に退社し雑誌・広告・テレビCM等を手がけるフリーランスのカメラマンとなる。彼の作品は、ジョージ・イーストマン邸(ニューヨーク)、東京都写真美術館、川崎市市民ミュージアム、日本大学などに所蔵されています。
ちなみにこちは、まだ映画監督になる以前の若かりし頃のキューブリックが撮影した1940年代のニューヨーク。当時のニューヨークの地下鉄の雰囲気はこんな感じだったようです。
巨匠・スタンリー・キューブリックが18歳の頃に撮影したニューヨーク地下鉄のモノクロ写真16枚
ソース:Takayuki Ogawa – Artists – Steven Kasher Gallery
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