ものすごい作業量を感じさせる「トランスフォーマー/ロストエイジ」のCGメイキング動画
「大作」ハリウッド映画の数百億円レベルの制作費の多くを占めるのは、実はCGアニメーションの制作費。CGとは言っても人間が作業して作っているのですが、リアルで密度が高いものでないと映画に使えないので、すさまじい手間がかかります。巨大ロボットが有機的な変形を見せる「トランスフォーマー/ロストエイジ」などはその典型。いったい何人でこれを作ったのか……と恐ろしくなるほどの作業量を感じさせるメイキング動画です。
動画はこちらから。
Behind the Magic: The Visual Effects of ‘Transformers Age of Extinction’ – YouTube
手間とヒマとお金がかかるならCGを使わず実写でいいじゃないかとも思ってしまうのですが、例えばごく普通のドラマでも「背景は全部CG」というのが増えてきました。
俳優やエキストラ達の給与や傷害保険、撮影隊の運用コスト、町中であれば行政に撮影許可を申請するコスト……など、人間がたくさん稼働する映画の撮影では、人間関係の経費がものすごくたくさんかかるので、それならCGを使ったほうが色々と面倒がなくていい……ということなのですが、もし昔のように人間を使うと本当はいくらくらいかかるのか、というのはちょっと知りたいですね。
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