科学と技術

ニッカウヰスキー「余市蒸溜所」のウイスキー熟成樽の焼き入れ映像


世界的に有名なウィスキー評論家 ジム・マーレイ 氏の著書「ウイスキー・バイブル」の2015年版でサントリーの山崎蒸溜所で作られた「山崎シングルモルト・シェリーカスク2013」が世界一のウィスキーに選出されたことはまだ記憶に新しいところ。世界的に見ても高いレベルにある日本ウィスキーの一端を垣間見ることが出来る大迫力の映像となっています。

「日本ウィスキーの父」とも呼ばれ、NNHK連続テレビ小説「マッサン」のモデルともなった竹鶴政孝が創業したニッカウヰスキーの北海道・余市にある「余市蒸溜所」で行われているウイスキー熟成樽の焼入れ映像です。

このウィスキー樽の内部を直火で焼くことを「チャー(Char)」といい、樽に使用されている木の成分が分解され、ウィスキーに溶け込むことで「香り」や「ポリフェノール」を付加させる効果があります。60年から80年間に何度も再使用され続ける樽を再活性させる場合にも同じように焼い入れが行われます(リチャー)。

動画はこちから。
Charring a Whisky Barrel | Potluck Video – YouTube

この映像はPotluck Videoが制作した作品です。

参考:日本洋酒酒造組合|知る・楽しむ ウイスキー用語集 原料・製造工程

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