アルミ筐体が美しい旧PowerMac G5を「アップサイクル」した家具
基本的にコンピューターは大量生産されるもの。当然その製品としての寿命を終えると「型落ち」「交換品」が大量に発生する宿命にあるのですが、その筐体に美しさがあればこのように「アップサイクル」することも可能です。
Mac Proは初代が2006年に発売されたApple製品。ハイエンド性能をもたせたデスクトップ機であり、内部は大きな変化がありつつも2012年までほぼ同じ外見で生産されました。
透明な樹脂で作られていた先代のデザインを踏襲しつつ、精密に加工されたアルミに材質を変更したPowerMacG5、後にMac Proは性能はもちろんのことその美しさも話題となりました。
それをそのまま利用したのがこちらのベンチ。
外側の筐体のアールに合わせて木材を削りだし、座面としています。
縦横を入れ替えられる引き出しにも変身。
アイディア次第でいろいろ使えそうです。
6年以上も生産されたMac Proですが、もう5年もすればコンピューターとしての価値はゼロに限りなく近づくでしょう。こうしたカタチで再利用できそうなプロダクトデザインはこれからもっと流行してほしいものです。
ソース:BENCHMA[®]C | projektgalerie.de
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