自動狙撃ライフル「TrackingPoint」の性能をあますところなく解説する動画
「トリガーを機械に引かせる」というアイディアによって、正確なタイミングで射撃が可能となった自動狙撃ライフル「TrackingPoint」については何度かDNAでも取り上げていますが、今回自動小銃タイプのものが発売されると同時に「総集編」的な解説動画もリリースされています。
TrackingPointのシステムはこれまでに何度か紹介していますが、要するに電子式の照準器とトリガーメカニズムを直結させたもの。
銃口は心臓の鼓動や呼吸によって常に細かく動いています。射手はこの動きのリズムを掴んで、一番いいタイミングで引き金を引かなければなりませんが、これには才能と訓練が必要になります。
TrackingPointはこのタイミング取りをコンピューターに任せることで、誰でも確実に、かつ高速に遠距離のターゲットを撃ちぬくことを可能にしたデバイスとなります。
こちらのシーンでは300メートル、400メートルというかなりの距離のターゲットを、照準時間2秒ほどというスピードで撃ちぬいています。
動く標的もこの通り。
まずターゲットを発見したら……
ボタンを押して「タグ」と呼ばれる赤い光点をつけてやります。
タグをつけたらトリガーを引くと、レティクルが赤く光ります。そしてトリガーを引きっぱなしにしたまま……
レティクルの中心とタグを合わせると発射されるという仕組み。
中身はデジタルカメラなので、Wi-Fiを通じて他のデバイスでリアルタイムモニタリングすることも可能。
Google Glassを使えばこの通り、物陰に隠れて銃だけを出して射撃することも可能です。
もっとも難しいトリガータイミングを銃に任せることで安定した射撃ができ、12歳の女の子でも約900メートル先のターゲットに命中させることができるようにもなっています。
動画はこちらから。
TrackingPoint Precision Guided Semi-Auto Series – YouTube
それではこれは実用的なのかというと疑問も残ります。
タグ付けのために1回、そして発射のためにもう1回照準を合わせなければならないので、とっさに撃たなければならない近距離のターゲットについてはTrackingPointのメリットが生きてこないと思われます。あくまで遠距離射撃で効果を発揮する装置ではないでしょうか。
6 Shots | 3 Targets | Back Turned Starting Position | 1.7 seconds!! | Benelli M4 – YouTube
とはいえ、観的手とペアになって、タグを付けたターゲットを片っ端から撃っていく……という使い方をするとかなり怖いことになりそうです。
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