エボラ出血熱が猛威を振るうリベリアの状況を撮影したドキュメンタリ写真シリーズ「Liberia EBOLA」
2014年初頭から西アフリカで流行しているエボラ出血熱、その中で最も被害者が多いリベリアでは非常事態宣言が出されており、感染が深刻な地域の隔離や人が集まる場所の閉鎖が行われるなど、かなり危機的な状況となっています。
1976年に南スーダンで発見されたエボラ出血熱はウィルス性の感染症。致死率が50%〜90%と非常に危険なもので、2014年までにアフリカ大陸の各地で突発的に10回程流行を繰り返しており、現在エボラ出血熱が流行している西アフリカでは過去最悪の感染者数(6000人以上)・死亡者数(3000人上)が記録されています。
現在も事態はまだ収束しておらず、アメリカ疾病対策センター(CDC)は2015年1月には55万人〜140万人に感染の恐れがあると警告しています。
「Liberia EBOLA」はアメリカの写真家 Kieran Kesner 氏が、今回のエボラ出血熱の流行で最も被害が多くすでに1800人を超える死亡者が確認されているリベリアの感染地域を撮影したドキュメンタリ写真シリーズです。1989年〜2003年にかけて起こった2度に渡る内戦から復興しつつあったリベリアに追い打ちを掛けるように襲ったエボラ出血熱の大流行。医療現場で懸命に働く人、家族を失い悲しみにくれる人、その土地で暮らす人などが撮影されています。
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