水位を上げたり下げたり忙しそうなパナマ運河の一日を撮影したタイムラプス動画
南米大陸をぐるっと周回せずとも大西洋と太平洋を行き来できるてしまうパナマ運河。しかし、運河中央部には海抜26mのガトゥン湖があるため、このようにちょっとだけ船を持ち上げる水の階段「閘門(こうもん)」が必要となります。ものすごく通行量が多い運河だけに、上げたり下げたりが忙しそうです。
閘門(こうもん)では船の水位を上下させて巨大な大型貨物船や旅客船などがギリギリ行き来しています。動画はこちらから。
Panama Canal – Full Transit- Time Lapse – YouTube
こちらは船から撮影したパナマ運河の映像です。
Panama Canal Timelapse – HD – YouTube
「パナマ運河を通れるかどうか」は船の設計において非常に重要でしたが、さすがに運河の方が交通量についていけなくなったので現在拡張工事中。完成後には現在の倍程度の航行が可能とされています。
ちなみに通行料は1トンあたり1ドル39セント。昨今の船の大型化により毎年のように最高額が更新されており、一回の通行料が3000万円を超えることもあるようです。最低料金はアメリカの冒険家が1928年に泳い渡った時に支払った36セントとのことです。
関連記事
信じられないほど混雑している世界の人口密集地帯25選 - DNA
大規模に水が干上がり、数多くの座礁船が湖底に放置されているアラル海の写真20枚 - DNA
ある所が他国と一味違う……中米・パナマの洋服屋さんの素敵なマネキンの画像いろいろ - DNA
巨大な船の船長が日々目にしている素晴らしい景色の写真35枚 - DNA
世界最大のコンテナ船「マースク・トリプルE級」荷物積載の世界記録を樹立 - DNA
巨大船の進水式の撮影には注意が必要だということがよく分かる動画 - DNA
コンテナ満載の貨物船はなぜ嵐の中でも荷物を落とさないのか? - DNA
世界屈指の港湾都市「ロッテルダム」のコンテナ船がシステマティックに動きまわる一日を追ったタイムラプス動画 - DNA