アートとデザイン

3Dプリンタで出力するナイロン樹脂製アルトサックスをスイスの研究者が開発


アコースティック楽器は木と金属で作られるのが基本ですが、最近は樹脂を使ってなんとかできないかという研究も進んでいるようです。こちらはほとんどのパーツが3Dプリンタで出力されたナイロン樹脂のアルトサックス。ほぼ「実物」通りの機能が実現できているようです。

1. スイス・ルンド大学のオラフ・ディーゲル教授が創りだしたのがこの3Dプリンタ製サックスフォン。ネジ・スプリングとマウスピースなどを除く41個のパーツでできています。

2. サックスのキーはそれぞれ相互に連動しているものがあり、そのリンクのせいでパーツ点数が増えてしまうとのこと。最適化することでもっとパーツを減らせるのではないかということです。

管楽器の中でもサクソフォンの歴史は200年弱と浅く、生楽器の中では「つい先日生まれたもの」という扱い。それ以前の楽器と比べれば洗練されてはいるものの、まだまだ改善できるところはたくさんあるようです。

演奏しているところはこちら。軽いせいでビビリが出ているようですが、ちゃんとサックスの音になっていますね。
3D Printed Saxophone – Sneak Preview – YouTube

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